今日までドームでやっていたという事で、興味が無い人はスルーでお願いします。
ウィキにはプログレッシブ・ロック(英: Progressive rock)は、1960年代後半のイギリスに現れたロックのジャンルの1つ。実験的・前衛的なロックとしてそれまでのシングル中心のロックからより進歩的なアルバム思考のロックを目指した。
なんて書いてあります。
ピンクフロイドとかキングクレムゾンと言えば、今でもCMや色んなシーンのBGMで絶えず流れている。youtubeで聞くとなるほど納得のアーティスト
さて、プログレメタル。
プログレとメタルの融合。様式美やテクニックによりこだわったって事でしょうか?
その代表はドリームシアターで通称ドリムシなるアーティストがいるのですが、その特徴はメロディラインがポップでキャッチー、そして何と言っても異常な変拍子、転調、超絶ユニゾンが特徴的。あまりの曲調の変わり様に変態楽曲なんて言われます。音楽は聞くばっかりで全く詳しく無いのですが、そんな素人が聞いてもこんなん演奏する人、人間じゃ無い!て思うのだけど、しかもベビメタは、そんな超難関な曲に振り付けまでしてしまいました。
振付師はパフュームと先日のオリンピック閉会式の演出でも有名なMIKIKO先生。
日本独自を目指し常に進化している振付師。
「Tales of Destinies」
セカンドアルバムでこの曲の存在が世の中に知られるようになると、これライブでは無理でしょ?と言われ続けていた難曲。
が、ドーム初日でまさかのライブ!!
完璧な演奏とボーカル、そこにダンスが融合する事でライブで演奏する事が難しいと言われた難曲を逆に綺麗に完成させてしまった。見終えたら、ダンスも入れないとダメでしょ?となる不思議。これ、世界中で他に出来る人いないでしょ?
メインボーカルが軽く歌い上げる事でも驚いたが←さすがに一回声が裏返りました
やはり3人と言う存在が素晴らしいと言うもの。
良く、両サイドのチビちゃんいらなくね?と言われますが、この曲のライブが誰が欠けてもBABYMETALじゃ無いと無理な事を完璧に証明した瞬間でした。
この1曲を見ただけで今日来た価値があった。
ライブ中はボーカルのカッコ良い&美しいは勿論ですが、両サイドの可愛いでいつの間にか終始笑顔になります。しかも老若男女問わず全ての人が。
この「可愛い」は、オタク視線の可愛いでは無く、親が子供に対して、または同姓の女性が感じるもので全ての人が「産まれたての赤ん坊を見る感じ」を多く含んでいる気がする。
特にアメリカは、というより日本以外のほとんどの国は、男はより男らしく➡︎マッチョで力強く、女性はより女性らしく➡︎セクシーに妖艶でという意識が強い。そんな中、日本の「可愛い=Kwaii」文化を一発で分からせる事のできる説得力を持った両サイドのダンサー二人。勿論ダンサーとしても一流。日本以外の国はティーネージャーに対しての視線に物凄く警戒する風潮や歴史があるのだけど、この二人に対しての「可愛い」と思う気持ちは最近になってようやく世界中から理解されはじめているのです。
それもこの二人の才能と努力の結果。
CDを聞いて実際ライブ行ってガックリは意外とある。
CD聞いてライブで聞くとCDをアッサリ上回る、その上目で見て更に曲の完成度、迫力が増す。過去にはユーリズミックス、レニクラ、タック&パティ、Kazuma Fujimoto&Shikou Itoのユニット、ボストン交響楽団....
そして今の所
BABYMETAL
まーなんにせよ、プログレメタルを完璧に歌って踊れるアイドルは今の所いないだろうと思います。
アイドルと言う先入観が食わず嫌いを起こさせる。
固定観念を捨て本質を見ようとすれば分かる人は分かるはずだ。