と言う映画を見た。
10代の頃、消防士の父を消化活動中に黒人に殺されて以来、白人至上主義に傾倒する、エドワード・ノートン演じるダニーが、服役して改心するも、悲しい現実社会と向き合うお話し。
何の気なしに見終わって、amazonやらネットの評価を見たら高評価だらけ。
アメリカの表と裏を、エドワード・ノートンの見事な演技と監督の演出で表現していると。
個人的には、その表と裏の部分にはあまり共感出来なかったな。
私が通った高校は、当時珍しかったデザイン科なるものがあった。年に一回のデザイン展で展示される作品は、それはそれは見事で、当時チープな感性の私でも毎回感動していた。才能がある人ってスゲーなーって感じ。
この特殊な科のお陰で、高学歴と低学歴が混在すると言う環境で過ごした3年間。
体育の授業は、そのデザイン科と普通科で合同で行う上に、うまくまとめないと、とばっちりは全て体育係の私に来る緊張の授業。😅
当時の体育教官は、皆泣く子も黙る国士舘大卒。教官が来る前までに、体操をバシッ!と終わらせ、バシッ!と整列させていないとボコられる。😭😭😭
高校くらいの時は、腕力が有利な時代。デザイン科と普通科は、互いに無い物を誇示し、相手を見下す。無い物を尊重すれば良いのに。😅
イザコザが絶えない両者を、デザイン科の体育係と何とか抑えた3年間。統率してまとめると言う二人にとって共通の「仕事」が、まるで正反対の二人を奇妙な絆で結びつけた。
映画の中でも、嫌いな黒人と共同で作業をするうちに友情が芽生える場面で、過去の経験から、労働がもたらす影響の結果だと、共感した。
映画が描く人種間の争い事はチープなもので、低次元の争い事。だから、そこを表と裏、光と闇として捉えた世間が評価した部分には共感出来ない。
大切なのは本能的な良心に勇気を持って従う気持ち。だから主役が良心に従う所は良かったな。
そう言えばデザイン科の体育係は、後に消防士になった。正義感溢れる人だった。
懐かしい3年間を思い出した。^_^
エドワード・ノートンって、後に秀才を演じる映画が多い気がするけど、この映画の前半の暴力的な役も見事にこなしている。
役者さんてスゲーなー。
豆板醤、甜麺醤、創味シャンタンで作った麻婆豆腐。豆腐は握り潰して入れる独り身の自由。😂←誰も羨まない。😅