boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

ハイレゾまで

私の世代はレコードやカセットテープが当たり前だった世代。世にCDやLDが現れてアナログ→デジタルに移行したのを目の当たりにした世代だ。当時は音質よりも利便性に大きく感動した。ボタン一つであっと言う間に次の曲が再生出来るだけで驚いた時代だった。

 

そんなCD登場以前の話、前にも少し触れたが、小学生だった私はちょっとしたAVマニア、いやマニアと言うより家電好きと言ったほうが近いかな。

 

親戚が多くお年玉が毎年10万近くあったので←今考えたらなんか凄い

そんは大金で買い揃えたのが、システムコンポであった。カセットデッキ、アンプ、チューナー、レコードプレイヤー、イコライザーと言った機器がそれぞれ独立しており、しかもそれぞれがデカイく、各数十万。今のブルーレイレコーダーの倍の厚みのものを4台以上揃えて、更にバカでかいスピーカーが4台あったので壁一面AV機器と言った具合。

 

家では専門誌を読み、休みの日は近所の電気屋に行って新機種を眺めカタログを持ち帰るのが楽しみだった事もある。毎週のよう通い続けていたある日、店員さんからもらった展示品レコードプレイヤーのMCカートリッジ。簡単に言うとレコードの針部分ごと変えると言うやつで音質が格段に良くなって感激したものだ。

 

そんな日々から時代はデジタルへ。システムコンポはどんどん小型化して行って、やがてウォークマンの登場。様々なタイプの機器が氾濫していて、少し経ってVHSとベータが混在していたころHi-FIなる規格が現れた。初めて家電店で見た「スターウォーズ」のHi-Fiサウンド。タイファイターの轟音が右から左に臨場感溢れるサウンドで駆け抜けた時の光景は今でも良く覚えている。映画館と同じ音だ!それを家で再現出来るの?と凄い衝撃が走った。

 

さて、そこからだいぶ飛んでBlu-rayの登場だ。CDの16bitから24bit 44.1KHz〜192KHzが再生が可能となった。要は大容量になってより細かな音も再現出来るようになり、加えてドルビーやらサラウンドやらの技術も家庭でコントロール出来るようになる。

 

ケーブルに数百万、家のそばに電柱を建てるようなハイエンドなユーザーは別にして、家で最高音質を出したければ現時点でBlu-rayが手っ取り早い。ただし簡単に書くと24bit入出力対応の機器やスピーカーや設定が必要となる。

 

アンプ一体型のスピーカーあれば良いんかな?今はテレビのスピーカーでも可?←遅れている人。

 

ハイレゾの定義を見ると音質がCDの規格を超えたもの。←簡単すぎるw

また同等の性能の音源(様々なファイル形式)とか入出力出来る対応機器の仕様。←現在の認識

 

ヘッドホンや再生機側に対応している物が必要だけど、アンプが無い今、小さな機器二くらいであの音が家で再現出来るって良いよなーと思うのでした。

 

ONKYOスマホDAP(デジタルオーディオプレイヤー)を別途購入するか?ここに来て今更迷っているのであった。

 

と言うかMacは最初から何もしないでハイレゾ対応なんだよね。高音質アプリ+USB DACで古いMac miniはオーディオ専用にする手もあるな。

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針を落とす瞬間、ふわっと落ちる瞬間...

ジ、ジ、ジ、ジ...とノイズが始まる瞬間と暖かみのある音。昔の普通の事が今また違う形で復活しているのかなー。