前日のツーリングが楽しすぎた。数ヶ月ぶりに遠出したらもはや目的地などどうでも良かった。
ライダーはほとんどの人が理解できると思うけど、ツーリングは「バイクに乗る」「バイクを走らせる」事自体が壮大なアクティビティ。旅先で経験する未知の体験や冒険、食べ歩きや遊びといったものと同類のものが、自分のバイクに乗ってただ「走らせる」事で堪能出来る優れもの。
なので、目的地はただのきっかけ(動機作り)に過ぎない。目的地を観る、そこに行って噂通りの何かを感じる事はさほど意味を持たなくなる。
こうして今日もなんとなく出発したツーリング。
西は渋滞必須だろう、という事で東北道をひたすら北上(東?)してみた。
私が住んでいる所から北上すると、実際には↑これが正解なのに、頭の中では昨日の群馬、長野方面という感覚が何故か抜けない。九州から見たら、群馬も長野も、栃木も茨城も、山形も福島も皆何となく東の方(同一方向)という印象しか無かったからかな?
とにかく、昨日と同じルートは避けよう。なので、今日はひたすら東北道死守。途中は昨日と同じ景色だ!と思いながらも、外環や圏央道に移動しない事を守って違和感たっぷりのまま東北方面に向かった。
前日と違ったのは3箇所ほど渋滞にハマったこと。←9:30出発
料金所、事故現場、SA付近で完全に流れが滞ってしまってストレスMAX!となった。😓
風の抵抗がほぼ無いハイパワーマシンなので、高速走行がムッチャ楽ではあるけれど、渋滞となれば途端に意味が無くなってしまう。→いつものように気まぐれで途中下車してしまった。
何でもない普通の田舎道なのでほぼ地元民しか走っておらず、下道でもオートクルーズが使えるほど信号も少なく快適!こうして太陽に照らされ黄金色に輝く田んぼの風景を堪能しながら進んでいると、案内標識に那須塩原の文字が現れ始めた。避暑地?的な印象はあるものの、どんな場所かは分かっておらず、高原ならば涼しそう!と思って行って見る事に。
今日は革ジャンだと若干汗ばむ陽気。ファスナーを開けて走っているうちは涼しいのだが、市街地に入って止まるとジワリと汗が滲み出る。
暑くなったから涼しそうな所へ。理由は明確だw
ところがこれが大失敗。目的地が近づくにつれ大渋滞となり流れが完全に滞ってしまった。フェラーリやランボルギーニが群れて騒がしいし(何かイベントか?)いかにも観光スポット!的な施設が不自然に増えだした。
登り坂はまだ始まったばかり、今しか無い!と次の交差点で右折、りんどうラインとやらに入って元の道に戻った。→すぐさまナビを確認、このまま取り敢えず直進で二度目の会津若松かなー。ここでようやく最終目的地を決めるのであった。
快晴!
田園風景を眺めながら、道の駅で買った手作りお弁当を食ったのは15時ごろ。うめぇー!
続く...