標識に会津若松の文字が現れ始めると対向車のバイクが急激に増え始めた。
磐梯吾妻スカイライン界隈でも回って来たのだろう。
目的地を会津若松に決めてすぐは、磐梯山周辺、猪苗代湖周辺の散策も考えていたのだけど、下道を結構な距離を走って疲れが出ていたのと、目の前の素晴らしい景色だけでもうお腹いっぱい。
沿道に咲く花が良い感じ!
かれこれ6時間ほど走り続けており、例によって今から帰るのもダリィーなとなって来た。←いつもの悪いクセが!
ブッキングコムの出番だ。
検索するとホテルルートイン会津若松に空きがある!しかもブッキングコム価格で7千円となったもんだから即ポチ!←前日からの我慢の意味が無くなった瞬間
あと30キロ程走れは一杯飲める!
いや!休む事が出来る!
こうなれば俄然体力が回復、今までの疲れや怠さは何だったのか?
まるで仮病を使って会社を休む電話をした直後のようだ。←ダメ🙅♂️
飯も食い終わり宿も確保、体力も回復したせいで磐梯山行く事も考えたけど、酒の力が勝ってしまってホテルへ直行となった。
さあ、あと一息!グーグルマップが急遽お勧めしてきた道は急なカーブが連続する旧道の山道でちょっと腹が立ったけど酒はすぐ目の前だ。
ススキの穂の群生に深まる秋を感じつつ
なんだか見覚えのある観光地ならではの街並みを走り、日が暮れる前に無事ホテルに到着した。
安いし連休の合間に空き部屋が取れたのであまり期待はしていなかったホテル。
しかし大きなバイパス沿いにあって飲食店やコンビニも目の前。寂しげな外観とは裏腹に、館内はまだ出来たて?を感じさせる清潔感あふれる綺麗なビジホだった。
温泉では無いけれど、ラドン温泉の大浴場やレストランもある。(朝食付き)シングルの部屋もビジホの中では広めの間取りで快適だ。
バイクを敷地内の一般の駐車場に停めようとすると、素早く出てきたフロントから正面玄関前の屋根付きの所に案内してもらい(御殿場のルートインも同じだった)スタッフさんも皆気さくで親切、疲れた旅先で遭遇する嬉しい心配りだ。
チェックインを済ますとまずは缶ビールを流し込み、さてこれからと明日はどうしよう?とあれこれ思案。雨雲レーダーと各地の天気予報、フロントでもらった観光案内を見ながらコンビニへ着替えを買いに行った。←またかい!!
会津若松の明日の天気は50%雨、そして困った事に、帰路のルートが全てお昼から雷雨の予報となっている。!!!
あのまま帰るべきだったのか?酒に惹かれて判断を見誤ってしまったのか?笑
更に続く...