その後無事に当選したノラ・ジョーンズの武道館公演。
ノラ・ジョーンズとの最初の出会いは今から20数年前、出勤時に聞いていた早朝のラジオから流れて来た「Don't Know Why」。
JAZZ?POP?このジャンル何?と言う疑問と共に彼女の優しい歌声に癒されすぐに魅了されてしまう。そしてデビューアルバムの「Come Away With Me」のCDを購入。これがまた、何度聞いても必ず全曲通して聞いてしまうほど気に入ってしまって今でも飽きずに聴き続けている状態。何が良いの?と聞かれれば、音楽素人的に率直に言うと声と楽曲の良さ。JAZZ風だけどもとても聴きやいのは、ポップス寄りのメロディラインがとても耳心地良く、静かに優しく歌っているのによく通るクリアな高音+時折りかすれる声質と言う一見相反した特徴を併せ持っている彼女の声が単純に好み。音(声)を最小限に絞って歌っても尚、かすれ声+クリアな高音がキチンと響き渡っていて、ブレスと共に聞こえる歌詞の語尾の些細な表現が
なんか良いんですよね ←語彙力...
そんな彼女のデビューは結成したバンドのデモをレコード会社に送ったのがきっかけ。ブルーノートの社長がこれを聞いて彼女の素質を見抜きデモテープの楽曲をレコーディング。←残念な事にこの最初のアルバムは廃盤だとか
その後プロデューサーが変わって再度デビューアルバムとなる「Come Away With Me」を出すとアルバムは瞬く間にヒット。翌年にはグラミー賞ノミネート全部門での受賞となり話題をさらう事になった。しかし22歳でデビューしあっという間にスターダムに駆け上がった彼女は、それまでほとんどの曲がバンドメンバー作であり、自信が思うように作曲出来ないのに世間からこんなに注目されて良いのか?と悩むようになって2005年以降一時活動を休止。2007年からアルバム「The Fall」で復帰、以降2〜3年ごとにアルバムを出し続け(計8枚)現在に至る。
ちなみにデビューアルバムの「Come Away With Me」は音作りにおいてもプロ視点からも高評価、ヘッドホンで聞くと臨場感たっぷり!!で、全面に出たヴォーカルと取り巻きの各楽器が驚くほど立体的に聞こえ些細な音も拾っているのでライブ感が凄い!です。
現在のご様子、老いても愛らしさは変わりませんな。
当日は赤ワインとチーズを忍ばせて行こう〜。