を、amazon primeで見た。
酒とギャンブルに溺れる不良オヤジと隣に越してきた訳あり少年との友情のお話。←相変わらずの手抜き😅
ありがちなパターンなのだが、ビル・マーレイと少年役の子供の演技が上手くてついつい作品の中に引き込まれる。
学校にて「聖人とは他人に尽くし徳を積んだ人の事だ」と定義する先生。マザーテレサや有名な神父さんを例に出して教えるがどこか納得のいかない少年。
人は皆色々と背負って生きているとか、人は見かけによらないよ的な事が主題なんだろうけど
真面目に見ると面白くない。
最後までお行儀と口の悪いビル・マーレイ演じるダメオヤジぶりがとにかく笑える。😂
ビル・マーレイと言えば私の世代はパラダイスアーミーとかトッツィーがすぐに思い出されるが、日本で有名なのはやっぱりゴーストバスターズかな。曲は大ヒットしたし、近年リバイブされたので知っている人も多いだろう。
ちなみに近年のやつは、当時ビル・マーレイが演じた役をメリッサ・マッカーシーが演じていいるのだが、二人はこの映画で共演している。気の合わない隣人同士の罵り合いや奇妙な関係がこれまた面白い。
劇中での互いの出会いは最悪の形で、日本ならばその後は永遠に挨拶することすら無いであろうと言う状況。自分の考えは全てキチンと伝え、時には遠慮なく罵る。けれども、遠慮なく頼み事もする。その奇妙で良好な関係となって行く辺りは、さすがアメリカ!って感じで見ていて色々と考える。
良い歳して本能のままにやりたい放題の主人公だが、どこか憎めない愛らしさ。認知症を患う妻を8年間支え続けると同時に愛人を妊娠させる辺りは見ていて腹が立つ人も多いだろう。笑
しかし、その有り得ない設定が後にじわり、じわりと効いてくる。
かる〜い気持ちで見て笑って、見せ場で感動して、最後でほんのりとして、最後の最後でまたムフフとなる。^_^
エンディングのボブ・ディランの曲に合わせて歌いながら最後まで笑わせてくれるビル・マーレイには脱帽だ。😂
名曲「嵐からの隠れ場所」がとても心地良い。
一般常識とか学校や社会の均一な教育にまみれている人は不快な映画かも知れないが、人間のやる仕事が激減する未来においては、ビル・マーレイ演じるダメオヤジの生き方は案外正解なのかも知れない。こうあるべき!が氾濫して世の中便利になり過ぎて、このまま行くと逆に自殺者が増加するんじゃないのか?
若いのに目標があってモチベーションが高い人をブログで見つけると安心するんだけども映画を見てそんなことを考えた。←お前がちゃんとしろ!はい、はーい!🖐🏻←軽い😂
監督はいつか紹介した「ドリーム」の人。
「ドリーム」よりも、個人的にはこっちが好きだなぁー。
梅雨あけたんかなー。暑い😵💦