今朝のテレビで「グルテンフリーダイエット」の特集かなんかをチラ見した。
要は小麦粉が入っている食品を避ける事?見たいな感じの放送だった。
一応ググって最初のページを確認したが、同じような内容だったなー。
んで、元パン屋さんの素朴な意見です。^^
そもそもグルテンってのは、小麦粉中のたんぱく質の中にある「グルテニン」と「グルアジン」が水と力を加えることで出来上がるゴム状の物質。
良く捏ねたパン生地を水で洗って行くと、この「グルテン」だけ見事に残るんだけど、半透明のまさに見事なゴム!笑!
そしてこのグルテンが見事に形成されるのが、アメリカ、カナダ、オーストラリア産の小麦粉です。
しっかり捏ねると、風船ガムが膨らんだ時のような、薄い膜が出来るほど良く伸びます。
そして良く伸びる生地は、良く膨らんで、柔らかいパンとなります。
やわらかくて、ふわふわの白い部分が好きな日本人向きの小麦粉です。
調理パン、菓子パン、食パンはほとんど使用しているでしょうねー。
一方、近年流行りのフランスパンに代表されるハード系のパンは、フランス産、国産の小麦粉がメインです。
フランス産、国産の小麦粉は、繋がりが弱く、グルテンも少ない。
ライ麦パンに至ってはグルテンゼロですし、血糖値を下げる働きさえありますね。
そして米粉のパン。米にはグルテンは含まれていませんので、これは一見グルテンフリーっぽいですが、グルテンが入っていないからこそ、後からグルテンのみを添加します。笑!!
なんか番組見ていたら、小麦粉は全てダメ!見たいなノリだったので、果たしてそうなのかな?と、グルテンって言っても色々あるぞと、思ったので書いて見ました。^^
ちなみに私は、24年間お昼はパンでしたが、181㎝、68k~72kを維持。高校生の時から変わらぬ体系でお腹なんか出ていませんよと。笑!!