フランスパンと食パンとデニッシュと天然酵母は特に集中して習得した技術。
何故ならば...
フランスパン
製パンの最も基本となるシンプル配合が故に誤魔化しが効かない。
↓
小麦粉、塩、水、イースト
技術者の感覚が重要でしかも日本には四季があるので季節毎に発酵具合が変わるから対応力も問われる。
食パン
日本人の準主食となればこれを極めれば食いっぱぐれしないと判断。笑
今では食パン専門店が当たり前になってしまったな〜。
デニッシュ
本来欧州のパン屋においては「映え」wは気にする必要の無いもの。←主食なので
極端に言うとお米屋さん的な位置付けなので妙に着飾る必要の無いものだ。
ところが(日本のパン屋にとって)幸か不幸か日本には和食というとても繊細で美しい文化があって料理は見た目も大切。茶色一辺倒になりがちなパン屋で彩り豊かな演出を狙うにはデニッシュは最適なのです。
製パン技術の中でも最も難しいとされる技術の一つ。ならばこれを習得すれば全部作れるじゃん!と言う若かりし頃の単純な発想。(笑)
さて、この中で酒に合うのはどれでしょう?
「美味しいフランスパンはワインのつまみになる」
誰が言ったか知らないこの名言。酒好きの私は最終的にここが一番気に入りました。笑
なので過去記事を見ると何気に多いフランスパン記事。
boulangeriemanna545.hatenablog.com
boulangeriemanna545.hatenablog.com
ちなみに、特にフランスパンは窯の性質や熱源によって取り扱い方法が随分と変わります。
電気の平釜、薪の石窯、ガスの石窯、電気の石窯...
粉の種類によっても大きく変化する。
フランス産小麦粉、ドイツ産小麦粉、国産小麦粉、国産のプランスパン専用粉、アメリカ産小麦粉...
だから面白いんですね。
食パン専門店の次はフランスパン専門店&天然酵母専門店が普及を始めたら面白い事になるのにな。←今のところデニッシュ専門店はある。
これら4種類を極めれば世界中のパンが製造可能となります。