明けの日。
観たい映画がなかなか決まらない時は、個人的に何度見ても色褪せない名作の中からチョイスを。^_^
久しぶりに「ブラック・レイン」を見た。
監督 リドリースコット
ブレードランナー、エイリアンでその独自のセンスが評価され、ブラックホークダウン、オデッセイなどハリウッド大作には欠かせない監督となった、超完璧主義者系監督。笑!
主演 マイケルダグラス
お父さんのカークダグラス知っている世代は、40代から上っすね。😅
この映画を語る上で、欠かす事の出来ない、故松田優作氏に故高倉建氏。
アンディガルシアのイタリア訛りの陽気な英語も素敵すぎ。^_^
案外知られていないその他の日本人のキャストに
大阪のパチパチパンチの人やガッツ石松氏、内田裕也氏、安岡力也氏、サンダー杉山氏と言った豪華顔ぶれがある事。
有名な映画なので、内容にはあまり触れないでおこう。😅
映画の冒頭で、撮影監督にヤンデホン、音楽にハンスジマーがいた事を今日知る。
主題歌は歌謡曲のようだが、それが良い味出している。^_^
名作にならない訳がない。笑。
映画が始まって、5分や10分足らずで、日米の文化の違いを
嫌味や皮肉が無い状態で、しかもどちらの国に対しても敬意が現れた形で映像化されているのには
改めて、リドリースコットの「文化」に対しての造詣の深さが感じ取れる。
どの役者さんも、それぞれの個性がフルパワーで発揮されていて、日米どちらの視点で見ても
最高のパフォーマンスを発揮しているなぁ。😳
生かすも殺すも監督さん次第なんだね。
この映画が公開されるまでの、あちらの映画に出でくる日本人は、出た途端にチープになったりしたもんだが
※レッドサンの三船敏郎を除く。笑。
この映画のおかげで、それは監督の力量によるもの、だと気付いた。
映画の終盤で、若山富三郎が ←これまた渋い!!^_^
「10歳の時B29がやって来た。
俺の家族は三日間防空壕で暮らした。
出て来たら、街は消えていた。
燃える炎は雨を呼んだ。
お前らは黒い雨を降らせ
お前らの価値観を押し付けた。」と言う。
たまらんね。笑。
鳥肌が立つね。^_^
都合の良い時にルールを破って、都合の良い時にルールを守り、正義や自己防衛で自分を正当化して
結局個人的な「成功」と言う訳のわからないステータスに踊らされて翻弄されて行く日本人を
リドリースコットは
30年近く前から見ていたんだなぁ。
最近のバイク用グローブって
格闘用か!て感じ。笑!