仕事して良いんだろうか?の気持ちのまま久しぶりの勤務となった火曜日。
交通量と人通りが減った中で見る満開の桜が寂しげで、例年ならばこの時期活気に溢れているのに、場所によっては黄色のテープやロープで封鎖されている公園の入り口などもあって独特の雰囲気を醸し出している。
都内の感染者数は増え続ける一方で、世界で感染者が最も少ないのはWHOに加盟していない台湾と言う事実...
うーーん、このっ...←語彙...
さて、出たからには最低限の売上は上げておきたい。夜になったら今まで以上に閑散とするだろうから20時くらいまでが勝負だな。
こうして送った先々ですぐに戻る事なく可能な限り滞留し、気づけば全く知らない三鷹市あたりをウロウロしていた私。あれ?ここ営業して良いんだよね?ここは東京都だよね?←三鷹市に謝れ (23区と三鷹市、武蔵野市が営業区域です→破ると罰則が待っています)
たまに調布などへ送っていくと迷う事があったのだけど、普段は遠方に出向くとお客さんを下ろしたら逃げるように戻っていたのでwこの辺のルールを忘れかけていた。←ちゃんとしろ
ちなみに、営業区域から乗せたお客さんは、営業区域外へ送ることは可能。
営業区域外から乗せる場合は、行き先が営業区域内であれば営業可能です。
調布市は営業区域外なので、調布市内で乗っけて調布市内で降ろすとアウト。分からないだろうと思って営業していると、ライバルタクシーはこう言うのに敏感ですぐに通報されてしまって、会社、営業車、乗務員に対しそれぞれ厳しいペナルティが課せられる。数日その車両の使用禁止や、会社が減点の対象となると、優良ドライバーしか入ることの出来ない駅などに着け待ち出来なくなる事にも繋がるので、会社や他の乗務員全体にとって大迷惑となる。
かと言って、営業区域外だからと無闇に回送表示したらダメなんだよね。→乗車拒否防止
たまに横浜あたりまで送って行って降車場所が駅などであった場合、続けて乗り込んでくるお客さんなどもいて、その度に「申し訳ございません、営業区域外でして...」ときちんと説明しつつ丁重にお断りしなければならない。
区域外に出たら、帰る時くらい回送表示有りにして欲しいなー。
そもそもロングを引くのも一長一短
例えば神奈川県の僻地にお送り届けて金額が伸びたのは良いが、帰るのに時間が掛かるルートだと(高速使えないルート)都心に戻るまでにやたらと時間が掛かってしまい、疲労の割には1時間当たりの単価が伸びない時がある。極端な話、往復3時間掛かって1万円だと1時間当たりの単価は3千円ちょいとなり、22時以降の割増料金時間以降の平均的な単価より低くなる時がある。それだったら、都内で5千以下の営業を連続していた方がマシだ。
場所によっては帰りは拾えないし、疲労が溜まっている中、道は空いているのにやたらと信号待ちで帰りに時間を食うと余計なストレスがかかってくるハメになる。上りは同じようなストレス満載で飛ばすタクシーも多いしw、結局送り先や時間帯による運次第の所があるんですね。
実は一度だけ違反をした事がある。(通報禁止!!笑)
送り先は僻地で、帰りがしんどいなーと思ってコンビニで一休みしていたら二人組の女性から声を掛けられた。「営業区域外は分かっているのですが、タクシーがなかなか捕まらなくて...」車のナンバーは既に確認済み、その上で声を掛けてくるあたりはタクシーにも乗り慣れているのだろう。周囲は何も無いし、ホントこんな所にこんな時間に何しに来たんだ?と言う場所。
何か事情があって、途方に暮れている感じがひしひしと伝わってきたので乗せてしまった。
乗務開始間も無い頃の思い出です。
夜食の高菜の油炒めラーメン。
ちくわ!!!!笑