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1980年代に入るとテクノロジーの弊害を学んだ者が新たな音作りを始めた。無限に調整出来る大規模で高価なスタジオよりも小規模で他所に無い音作り。シンセサイザーとポップスの融合で有名で大好きなユーリズミックスもその一つで、1980年代のデビュー当時のアルバムはテクノロジーに精通したデイブ・スチュアートとアニー・レノックスの男女コンビでオリジナルの小さな自宅スタジオで録音していた。
しかしオリジナルを目指した先は単なる実験だった?彼らはその後たった5〜6年でデビュー当時を恥じるようになって、すぐに原点に戻る事になる。
同じ曲でも随分と印象が変わる。
デビュー当時から知ってはいたが、コレを福岡で見てから更にファンになった。
あまりにもマイナー?なので彼らの有名なやつも一応。
CMとスティービー・ワンダーのハーモニカで有名になったのかな?メジャーな曲だけど実は彼らの中ではどちらかと言うと異質な曲。爽やか過ぎるw
こちらは1990年代に入って単独でテクノロジーを活用して成功したBECK。
様々な音をサンプリングしてオルタナティブに作り上げた独自のセンスは今も進化中だ。
彼は最先端の設備にこだわる事なくあえて古い音源や手法も利用。
そしてスタジオがコンピュータに変化するとどこでも誰でも録音可能な状態になった。演奏方法もループペダルを使ったその場でのマルチトラック生演奏など、新旧の技術がミックスされた面白い技法?なども登場。
コレを最初に生で見たのは映画「おくりびと」のチェロ奏者のライブだったのだけど、古いか新しいか分からない技法によって、一人なのにその場でどんどん音の数が増えて行く不思議、と言うかそれを見事にコントロールしている人に驚愕しつつ奏でる音楽が綺麗な事に感動した。
こうしてかなり大雑把にポップスとか編集の技術革新などを遡って行くと長いようで短い歴史で、今となってはパソコンさえあれば誰でも音楽らしいものを簡単に作ることが出来る時代。進化し多様化し初心に帰りを繰り返して行くうちにいつの間にやら新たな技術が生み出されて行くような歴史の繰り返しはどの世界にもあるのだけど、その原点や時代背景などをしっかり踏襲しておかないとただの二番煎じに終わってしまう。
スタジオにてまずは「コレ、演奏は無理だろ?」的な楽曲を生み出してから生演奏を試みると言う最先端と原点回帰であるライブ中心のベビメタの活動。
そう来たか!笑
ふーー長かったー。💦
二番煎じで無い事は確かだ。
STAY HOME
進化し過ぎると結局何も出来なくなる→判断が出来なくなるのはなんか最近身の周りに起こっているようないないような..