boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

クリームシチューをご飯にかける前に...

意外と多いご飯にかける人々。とある分析会社が調べても確かな事実、お米の国なので納得も出来る。

 

普段の生活においてもW炭水化物の摂取は日常で、うどん+おにぎり、スパゲティ+パン、たこ焼き+ご飯←これマジ?

焼きそば+パン→焼きそばパン

などは大体誰もが経験あるのではなかろうか。なので、クリームシチューをご飯にかけると聞いても仕方無いと思うし、

ご飯党の人はご飯を食べないと、食べた気がしないってのも分かる。

 

W炭水化物の摂取は日本人特有の食文化なのかな?

 

で、ご飯がパンに変わったところでW炭水化物に変わりはないのだが、美味しいフランスパンとの組み合わせは最高なので是非一度は試して見て欲しい。

フランスパン特有のクラスト(皮)の香ばしい味は、一口目の一瞬でブワッ!と口の中で広がったかと思ったら、シチューの味を殺してはいけないと瞬く間にその存在を消す。そのシチューの様々な味を堪能して食材が喉を通る頃に再び一瞬だけ鼻腔に感じるクラストの香り。こんな憎い演出はご飯ではなかなか出来ない。

 

東京に住んでいる人はかの有名な世田谷区弦巻の「ベッカライ・ブロートハイム」のフランスパンは是非とも味わって欲しい。日本人が作る、日本的フランスパンの最高峰だ。一般的にも有名なのだが、技術者にとっては更に有名なお店。

 

タクシーで回っていて、あーこんな所にあったんだー!と思って調べたら店舗が大きくなっていてイートインスペースも増設されていた。あれから10年位経つのか...優しい明石さんの笑顔も懐かしいな。

 

美味しいフランスパンが手に入らない人は、違うアプローチでクリームシチュー+パンを楽しんで見ては?と一つ提案したい。

 

それは、市販の食パンをトーストしてガーリックマーガリンをかけた物と食べる方法。←バター買えない人😅

 

バターやクセのないマーガリンにギャバンのガーリックパウダーならば3%、生のすりおろしニンニクであれば5%前後と一つまみの塩を入れた物をかける。

 

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混ぜ終わったガーリックマーガリンは絞り袋で保存しておくと使い勝手が良い。

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油脂が液体にならない室温ならば、常温でも4〜5日は大丈夫。焼きたてのトーストにこのように線引きしたら完成だ。

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食べやすいようにカットして、後は好きなように食べれば良い。生野菜のサラダとあと一品何か。これにワインがあれば最高だ。パンチのあるパンとの組み合わせで、物足りなさやご飯がないと...と言う問題は解消出来るはず。