ここ何日か本格的なドイツパンが食べたいなーと思っていたら、今日お客さんを降ろした所に突如目の前に現れたドイツパン専門店!!精算しながら店が気になって仕方ない。 お客さん降ろして周囲を見渡す。駐車するのに最適な条件が揃った。よっしゃ!店内に入るとドイツ人の店主らしい人が元気にこんにちは!と。
はい、こんにちは。
うーん、どれどれ...
あいにくパンの種類は少なかったけれども
写真のパン2点を購入。¥1400。
高っ!!福岡ではこの値段では無理だよ。笑!
この際値段は関係ない。ライ麦使用でサワー種で仕込んであってちゃんとパンになっていれば良い。
帰宅して匂いを嗅ぐ。うん、合格!
良い香り、うまそー!!
家にある野菜と買って来た生ハムを適当に皿に盛る。
良いねー!
安ワインが美味い!!
なんと言う贅沢!
社会構造の末端でのほほんとやっているおっさんが金も掛けずに良い気分。
いや、パンに¥1400は私には最高の贅沢。
以前のうちの店なら半額だけどね。←一言多い。
ちなみに
写真のパンはライ麦20〜30%程度かな。日本人に考慮してそれ以上の商品は無いんかなー?
閉店間際だったのでなんとも言えないが文化が違うから仕方がないね。寿司が向こうじゃカルフォルニアロールとか味噌汁にバターや砂糖をたっぷり入れるようにドイツパンも日本人に合う物を中心に置かざるを得ない。 だって、文化や気候、身体の作りだって違うからね。
例のドイツパンの神様ベッツさんも、日本のパンはべちゃべちゃしてダメ!って言ってたな。
日本はしっとり、もちもち、ふわふわに弱い。加えて具材が入っていないとパンじゃ無い。
フランスあんぱんなんてベッツさんは発狂しながら否定していた。笑!
寿司に、アボカドやマヨネーズ、フルーツやらなんやらやってしまう感じかな。
でも、互いの文化を尊重しつつ少しだけ自分たちよりの工夫をするって良い事だ。パンはどちらかと言うとパサついた感じだけども、きちんとサワー種を使った酸味のある味わいになっていた。日本人が食べやすくする為に、玉ねぎは水でさらして辛味をとりつつ、水分はあまり切らずそれでパンのパサつきを補う。それでライ麦のクセを玉ねぎが和らげる。
トマトやオリーブオイルでも水分をプラス。ブラックペッパーや塩で味を整え他に塩気はハムやソーセージ、チーズでも良い。 リエットやレバーパテなんかも最高。それでも物足りなければ必殺マヨネーズ。これでライ麦の独特のクセが、最大のポイントへ変化する。
ワインが進みます。
本格的なドイツパンを見つけたら是非お試しを。