今朝ラジオで
「(いつも)自分を綺麗に磨いているように。
自分と言う窓を通して世界を見るのだから。」
と言っていた。
アイルランドの文学者 バーナードショウの言葉らしい。
そしてラジオはこう続ける。
自分を磨きたい!と言う人は多いが、時々あらぬ方向に悪戦苦闘している人を見受けます。
エステやダイエットはただの自己満になり、高価な買い物や習い事はただの浪費家のアピールになっていると。
少し話は逸れるが、昔チラリと書いた恋する女性が劇的に綺麗になる話。
職場には若い娘が多かったので、そんな光景を何度か目の当たりにした。
まだ10代で入社したAはとても頭が良く、高校の勉強が退屈で時間が勿体無いと言う理由で退学した。そして高校卒業の資格を自宅で取ると同時に、専門学校に通い、調理の基礎技術を学んで私がいた会社に入社して来た。
仕事を教えると、不器用で慣れない作業には苦労しながらも、現場では絶対にミスをしない優秀な子だった。
その時社長は、実力、成果主義の世界に目覚め、年齢に関係なく結果を見てポジションを与えよう!各店舗独立採算制にしよう!となっていて、その子は入社2年後に副店長に抜擢された。
ミスもしないし、数字の管理も完璧にやる社長の期待に応える優秀な子だったが、一周りも年が違うスタッフの上に立つのはやはり無理があった。😅
年上のオッさんにもストレートに物を言う超現実主義の彼女は、現場で次第に孤立して行った😓
こりゃいかん!となって、Aがバレーボール好きと言うことを知り、元嫁に頼んでAとの私生活での交流が始まった。
元嫁のおかげで、Aはすっかり我が家に馴染んで、家族ぐるみのお付き合いも始まった。
Aの父は企業の社長で、兄もエリートコース真っしぐら!兄は家族のスターだった。
ところが突然の兄の自殺→落胆する家族→兄に対して元々コンプレックスを抱いていたAは、独立の夢を達成する事に、まさに命を賭ける勢いとなった。
周りの事なんて良く分からずに常に全力疾走だった彼女。
同期の子は、お洒落に美容にコンパに夢中だ。
Aは、こう言っちゃなんだがモテるタイプでは無い。しかし、一つのことに全力で取り組むその姿勢のおかげで、いつの間にかとある男性と恋に落ちていた。
誰もが知っている大企業の幹部職員と。
その時の、彼女の輝いていた美しい表情は綺麗だったなぁ。☺️
今では苦難を乗り越え、立派な2児の母親だ。
一つの事を掘り下げて磨かれる感性と、地に足がついていない表面上の磨かれた感性。
その時コンパに明け暮れていたAの同期であった彼女らの幸せなお話はいつまで経っても聞くことは無いんだけども、ラジオを聞いて、人が輝く瞬間を思い出し、感性を磨くって難しいなと。😓
30代前半となって彼女の結婚式で初めてスピーチしたのは苦い思い出。😅
明日の晩飯何にしよう?←ちゃんとしろ!
ミッドタウンで着け待ち中〜。😅