乗務開始の頃は苦手意識があった外国人のお客さん。手が上がると思わず
ゲッ!
と思っていた。なので最初の頃は会社の英会話教室に顔を出しなんとか苦手意識を克服しようと頑張っていたんだけども
そのうち、喋れなくても何とかなるもんだから、今では外国人の方のほうが気が楽になっている。←英会話辞めた人
別に難しい会話をする必要は無いし、ただ送ってもらいたい人とキチンと送り届け無ければならない人との、物凄く単純で最低限の初対面の人との人間関係を維持出来れば良いだけのお話。これが成り立つのが嬉しいよね。
今はスマホやナビがあるので特に最低限のマナーで済むってのもあるけど。
外国人は乗ってくる時に必ず挨拶してくる。Hello!こんにちは!こんばんは!
特に美人さんのハーイ!は萌える。笑!
で、行き先確認を身振り手振りスマホで済ませ送るだけ。観光客の人は大体スマホを準備しているので特に簡単だ。
慣れている人で、本人の任意の道順で無かったらその都度キチン指示してくる。
これも当たり前の話。
降りる時もバーイ!バイバイ!サンキュー!ハブ・ア・グッデイ!グット・ナイト!...
別れ際の挨拶も欠かせない。
お客さんと商売人とかの関係以前に、見知らぬ人と人との関係が基本。
日本の「お客様は神様」説は諸説あって色々言われているけども、そんなの関係無いのでいつもとてもリラックス出来るんですよね。
日本人は色んな人が多過ぎてホント気を使う😅
あと気になるのは、外国人は乗り込むと何も言ってないのに、真っ先にシートベルをする。外国の方が着用が習慣化しているのだろうか?
そんな中、先日目白のホテルから羽田空港までアジア系の人を送った時の事。
片言で彼が放った言葉は「アリペイ」。
は?アプリの名前か?地名?!ん?
何度聞いてもアリペイにしか聞こえなくて、地名として考えても候補地が全く思い浮かばない。英語でアドレス確認を促すも全く通じていない様子で、何度目かのやりとりでようやくスマホをゴソゴソやり出した。
スマホの文字を見て初めてエアポートと言いたかった事が分かった。で、その時見た画面に一瞬映った北という漢字から始まる中国語らしき文字。ん?行き先は北海道?まさかね...
羽田は言葉と画面で確認したけど、高速移動中に国内線か国際線かとても不安になって来た。何度か英語で確認するも、何度聞いても、羽田とD1しか言わない。ん?第1ターミナル?それじゃ国内線か国際線か分からないよ?😅
英語が全く通じない場合、スマホが無かったら完全にお手上げ状態である事を初めて体験したのでした。
ちなみに国際線で良かったのですが、違ってたら自腹覚悟の賭けに出た。笑
この後慌てて翻訳アプリを再びDLしたのは言うまでも無い。
都会の紅葉。週末はどこも賑わっていました!