boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

シン

シン・エヴァンゲリオンの余韻が思いの外長く続き、これはリピートか!と思っていたところに見たNHK仕事の流儀→庵野監督編。

番組内で氏は「映画はアングルと編集次第」、そこが良ければ後のクオリティはそこそこでもOK見たいな事を言っていて、自分の想像を超えた面白い映像を撮るためのこだわりの手法が明かされていた。アニメならではの一風変わったアングルからの視点、描写っていつも感心していたのだけど、スタッフを巻き込んでの徹底したこだわりを見て更に驚愕、その後改めて「シン・ゴジラ」を見ると災害ものとして描かれ賛否はあるのだが、その会議室中心の描写はやはりスピード感、リアリティ、緊張感がヒシヒシと伝わって見るものを魅了する。役者さん達の大袈裟な立ち振る舞いは極力抑えられていて、心理描写や展開をアングルと編集、そして一般的な邦画と比較すると2倍も3倍も多いカット割りで物語に引き込んでいるのが分かる。

 

リピート効果を生む要因って商売に有利に働くのでいつも興味があるのだけども、それらを作る人達って黒澤明監督、ジェームス・キャメロン、それからベビメタwにしたって皆基本は完璧主義。そしてどれもディズニー7つの伝説の「細部にこだわる」と七つの習慣の「カオスの彼方へ」が共通項で、意見の違う者同士が徹底的に議論を繰り返して混乱し分裂し場合によっては憎しみあってその後に一つにまとまると言うのを番組で体験。また、紆余曲折を経て、きっちりと作品を完結させてくれたと言う点においても踏みとどまって作者として最後まで責任を果たした功績を讃えたい。←なんでお前がww

バガボンドも早よ終わってくれ。笑

 

アニメをもう一回見て劇場に行くか決めよう〜。

 

さて、そんな庵野監督の最新作の予告が公開されたのだけどそれは「シン・ウルトラマン」。

エヴァ好きな人なら大歓迎に違い無い。

 

アメコミと違ってウルトラマンってちょっと特殊。皆兄弟で血が繋がっていて異星人。あの特殊な造形をどう表現するのだろう?と思っていたらこれはこれで説得力がある。

 

個人的には数年前に公開されていたこちらのウルトラマンの造形が堪らなく好きなのだけど

 

 

このなんとも生々しい皮膚感とかなるほどそう来たか!って感じで、足元の筋肉とか筋の動きは人間的でリアルだし同時に硬質で特殊な雰囲気も良く出ている。そしてこれを視聴した人の印象ってどうなんだろう?とコメントをザッと見ていると

 

このクオリティのウルトラの母を見たい

 

ってのがあって

 

 

  なんか分かる

 

ウルトラマンってまっ裸だったんだね。 ←ちょっと違う...

いやー、楽しみだな〜。

 

庵野氏は今回企画・脚本です

(なんか色々あるみたい)