夕食を終えるとフロントに置いてあった観光案内地図を手に取り部屋に戻る。
左の冊子によると、室戸周辺では約5千万年前の太平洋の深海の堆積物で二つのプレートがぶつかって出来た付加体と呼ばれるものが点在する。また、そのプレート運動により隆起地形となっていて、大地は現在進行形で盛り上がり続けている、らしい。←プレートが動いている事を世界で初めて陸上で証明
隆起地形の一つ、山の上に平らな土地が広がる海成段丘。1万年あたり20mと言う早さで盛り上がって出来たと言う。
長過ぎて全く想像出来ない世界だ
しかし!宇宙の話にせよ地球誕生の話にせよ、必ず出て来る数千年とか数万光年と言う途方も無く長い期間や距離の話。それらを見聞きする度に、人間の寿命なんて儚いものだなぁと思うと同時に何故だかロマンを感じるな。
と言う事で、今日はイルカちゃんと遊ぶ事に。←関係無い
さて、8:00前、ちょっと遅めの朝食を頂いて直ぐに出発、まずは室戸スカイラインを下って室戸岬を目指す。昼過ぎからは雨予報、しかし現時点では雲はあるが陽射しもある状態。散り始めた山桜の桜吹雪を浴びながら誰もいないワインディングを進むと直ぐに現れた「室戸岬山頂展望台」。
するとここもまた、狸を見た展望台同様ニャン吉達の憩いの場が作ってあった。陽の当たる場所には数匹の猫がまったりとたむろしており人を恐れる気配も無い。これは地元の人達のボランティア?行政の取り組み?何にしても良い取り組みだなと。猫達には申し訳ないけども、ちょっとだけ人里離れた所で餌や飲水&住処を人が管理する事で双方共互いに平和に見えた。
#四国ツーリング #室戸岬 #室戸岬山頂展望台
— METAL-T (@boulangerieman1) 2022年3月30日
息が上がっとるw pic.twitter.com/ccXecxSLmZ
この後ようやく下山
南国っぽいけど何かが違う。
そう!ここは前述したように特殊な地形で、日本で5ヶ所だけユネスコ認定を受けているジオパーク。
溶岩や深海から浮き出て来た地層が独特の景観を創り出す不思議な土地。
日本史に重大な影響を与えたであろう中岡慎太郎像も何かを語り掛けて来るようだ。
案内に沿って海岸に降りると様々な表情で出迎えてくれる特殊な地形。
なるほど、納得!はするけども、相変わらず途方も無い年月に驚愕。それにしてもこの室戸岬の灌頂ケ浜(かんじょうがはま)一帯は、直に歩く事が可能でジオパークとやらを間近で堪能出来ると言う素敵な所、宿泊したお陰で時間を気にせず見て回る事が出来ました。そしてこの後いよいよ!念願のイルカとの触れ合いを楽しむのでした。
#室戸ドルフィンセンター
— METAL-T (@boulangerieman1) 2022年3月31日
遊んでもらった
茄子のようなスベスベお肌 pic.twitter.com/vj7TAJ9Ha3