連休初日、今日こそはバイクに!とは思うだけで(笑)、暑いので映画「エルヴィス」を見に行く事にした。→タクシーで。
久々にGOアプリを起動するとすぐにやって来たタクシー。いや〜これはやはり便利!!あっという間に映画館の目の前に到着、快適!快適!そう言えば以前、目印を書く欄に服装書いても分かんねーよ!と書いたのだけども、ちゃんとアプリに書いてあるんですね。これは失礼しました。
でも、実際分かんねーし(笑)。
さて、映画「エルヴィス」は、誰でも名前くらいは聞いた事のある伝説のアーティスト、ソロアーティストとして世界中で最も売れたと言うキング・オブ・ロックンロールであるエルヴィス・プレスリーの生涯を描いた物語。
黒人音楽であるブルースやジャズ、R&Bと白人音楽であるカントリーやウエスタンを融合させたロックンロールを、チャックベリーらと共に世界中に広めた最初の白人歌手エルヴィス・プレスリー。両親がプロテスタント、10歳の頃に移住した先はブルースの聖地として知られるビールストリートと言う事もあって、幼い頃から黒人音楽から強い影響を受けてきた彼は、デビューすると爪先立ち&腰を振るパフォーマンスが女性に受け(笑)瞬く間に時の人となった。劇中にてそんなエルヴィスのパフォーマンスに魅了される女性を見て閃いたのは、トム・ハンクス演じる後のマネージャーとなった自称パーカー大佐。いやいや、そのパフォーマンスは映画「フォレスト・ガンプ」であんたが教えたヤツ!!と思わず架空の世界に突っ込みを入れてニヤリ。映画の方は上映時間2時間39分と長尺で、特に際立った面白いエピソードは少ないし、(他のロック系アーティストと比較した場合)破天荒な行動をした訳でもなく、え?こんな真面目ちゃんだったの?と言うのがエルヴィス初心者の率直な感想。しかし!!緻密に再現された当時のセットや街並みとエルヴィス役のオースティン・バトラーの名演+トム・ハンクスの怪演にて(肥満役です)物語にズイズイと引き込まれてしまいあっという間の濃厚な2時間半。アメリカ南北戦争後も残ってしまった黒人差別社会の当時の時代背景や、そこから生まれたロックの歴史を予習して行くとエルヴィスが世界中に与えた影響はもはや人類の奇跡。1968年頃になるとビートルズやストーンズと言った新たなロックに人気を奪われる事になるのだけども、それでも彼は最後まで独自の世界観を貫いた。特に終盤の復活劇となる渾身のパフォーマンスシーンは圧巻!お見事!!でした。
こちらはそのTVでカムバックする実際のエルヴィスのパフォーマンス。
これを見てから映画を見ると驚愕もの。←再現度高過ぎ
幼き頃、ゴスペルで目覚めた彼の歌声は素晴らしい。劇中でのシーンは実際役者さんが歌っているとかいないとか。
最後に2002年のベスト盤より「ア・リトル・レス・カンヴァセーション」のリミックス版を。
他、バラードやポップスよりの曲も素敵なんですよね〜。この曲が収録されているベスト盤、夏にピッタリっすよ。