boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

アンチテーゼ 〜祝!BABY METAL復活!!〜

ベビメタが復活して数日、その後すぐさま発表された「サバトン」のヨーロッパツアーへの帯同。

来年1月の幕張ライブが決定した矢先にこれで4月以降海外24公演が決定した。この一連の動きを見ると、その後も海外のフェスに出演しつつ何処かの国で小規模のライブ&ツアーを行なって年末までに凱旋帰国と言う流れ。いつものBABY METALがようやく戻って来た感じだ。

 

ところでサバトンとはこの日以来のコラボ。サバトンはスウェーデン出身のパワーメタルバンドで「ウォーメタル」or「ミリタリーメタル」なんて形容されるガチで硬派な強面バンドとして有名で、欧州では絶大な人気を誇りアリーナクラスも軽く埋まる。

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そんなガチ勢を

 

ブリーフ一丁で踊らせたベビメタ。

コレをサバトンのホームでやんのかな〜、心配だなぁ〜。つーか、ご本人がコレで参加とか無いよね?

 

but ちょっと期待している私がいる 笑

 

と言うのもこの楽曲は、ベビメタ名物紙芝居の冒頭にあるように「こんなのメタルじゃねぇ!!」に対する強力なアンチテーゼと思っていて、ベビメタが登場して以来未だに一部で議論されている「ベビメタはメタルか否か?」へのブラックユーモア&解答だと思っているから。元来ロック、ヘヴィメタル、ハードロック、ブルースと言ったジャンルは、労働者階級が中流や上流階級の不平等や偏見に対して、またはその時の理不尽な世情に対してのアンチテーゼ的に発生&発展して来たと言う背景がある。故に、時に神に対して悪魔を崇拝し、反骨精神を一部暴力的に表現することによって共感を得てきた流れがある。やがて世の中が平和になるにつれそれらのメッセージ性は薄れつつあったのだけども、ハードなメタルの世界に皆無だった喜怒哀楽の喜&楽を取り入れ新たな疾風を巻き起こしたのがBABY METAL

 

昨日は3年ぶりの新曲が発表され世界中のメイト(ファン)が歓喜、ネットが多いに賑わった。

この楽曲もまた、EDM、ラップ、ボカロ、最近の邦楽と言った現代の複雑な音楽に対しシンプルな構成で、まさに「コレで良いんだよ!」的な、でもSu METALの魅力がぎっしりと詰まった楽曲で、近年の楽曲に対してのアンチテーゼなのかな〜?と勝手に思うのでした。

 

今日は土鍋でアヒージョ

ワイングラスなんていらないね!笑