boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素で楽しい暮らし。

インディ・ジョーンズ ※ネタバレほんの少し

本日インディ・ジョーンズの最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観てきた。

インディ・ジョーンズシリーズと言えば、1981年に公開されたシリーズ1作目の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」に言及せずにはいられない(笑)。と言うのも、レイダース公開から遡る事数年前、1977年に公開されたジョージ・ルーカス監督作品である「スターウォーズ」がそれまでの映画史&映像の世界をガラリと変革、当時小学生だった私はコレまで味わった事が無かった衝撃を受けた。ちなみにこちらは同じく1977年公開の「シンドバット虎の目大冒険」。当時兄と鑑賞、コレでも十分興奮したのだけども、モーションキャプチャー全盛期に突如現れたスターウォーズのCGには度肝を抜かれた。

 

そんな衝撃的な出来事から数年後、今度はあの!ルーカスとスピルバーグがタッグを組み新シリーズを公開すると聞けばそりゃあもう大興奮必至。当時のワクワク感は今でも鮮明に覚えている。

 

てな訳で、最新作を鑑賞前にアマプラにて「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」をおさらい。こうして振り返ると、今では当たり前のスピーディーでベタな展開畳みかけ!の走りだったのかなぁと。しかし、現代におけるそんな今時展開の映画は飽きるけども、何故だかコレは今でも楽しめる。黒澤監督に影響を受けた二人のちょっとした細かい演出のおかげだろう。

 

映画冒頭のパラマントマークそっくりの山の描写から入って洞窟場面の12分で掴みはOK!!(配給&制作会社の文字を弄るシーンはこの時から始まったのかな?)蛇嫌いの伏線も張ってあって逃げる際の機体にはC3POを連想される文字。地図のアニメーションにて場面変換、元彼女?の酒場でのシーンはまるで西部劇。酔ったふりして屈強な男から金を巻き上げるシーンなんてのは大好きな映画「ミスター・ノーボディ」。洞窟のアクションシーンは少し大袈裟に表現していてデ・パルマヒッチコックのようだし、インディのキャラなんてのは、強さを内包しつつもひょうひょうとしていてまるで「用心棒」の三船敏郎だ。ここまでで映画の楽しさが凝縮されていても尚コレでもか?と楽しませる趣向はさすが!の一言。ちなみに今見て気づいたのだけども、冒頭の現地ガイド役はスパイダーマン2で悪役を演じたアルフレッド・モリーナだった。こう言う気付きもあるので映画って何度見ても楽しいね〜。

 

 

さて、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」ですが

 

 

おまけで70点 笑

(はい、すまん)この手の映画は見てのお楽しみ!って事で詳細割愛。

 

こう言うのは賛否あって当然、あくまでただの素人感想、私的には(監督さん!)もっと遊べよ!!ってのが一番大きい不満点。1作目をおさらいしていた効果もあってか、このラストが無かったら65点だったかも知れません。笑

 

しかし!インディ・ジョーンズをリアルタイムで見た世代にとっては評価などはどうでも良くて鑑賞するはず。あの時のワクワク感にタイムスリップするだけでとっても満足するのでした。

 

ハンバーグの包み焼き 旨ぁ〜。