boulangerie545のブログ

40代、人生リセット、ゼロからの再スタート^_^

ある食パンとの出会い^ ^

今日はパンの日という事でパンネタを。^ ^

(1月12日に書いています)

 

まだ20代の頃、レストランからパン屋へ骨を埋める覚悟をして、当時一番技術が身につくパン屋を!と言って、師匠にあるお店を教えて貰った。

 

そこは偶然にも自宅の(実家)近くで、いつもとおっていた所。^ ^

 

そう言えば、なんか大きな建物が出来て、いつも行列が出来てるなー。🤔

 

興味がなかった頃はそんな感じで認識していた。😅

 

そこは、個人店でありながら、郊外で敷地面積も広く、石窯やレストランを備えるタイプの元祖的なお店で、元々地元では有名だったのだが、大規模店舗を建てる際に法人化した。

 

約20年前のパンブームに乗り、売上も、連日数百万を超えていたので、人員補充となった訳です。

 

応募する前に、元嫁と噂の食パンを買いに行く。

 

今では当たり前のフレーズ、「耳まで柔らかい」事がウリの食パン。^ ^

 

買ってすぐ、そのまま食べて2人とも驚く。😳

 

生で食べても、パンの耳まで、なんの抵抗もなく食べられる。^ ^

 

そして、少し甘めの濃厚な味と爽やかな後味。

 

目がギッシリと詰まっているのに、口の中で簡単に溶けて、何枚でも食べたくなる。^ ^

 

この食パンに出会って、このお店!と決めた。

 

当時の福岡は、フランスパンなんてまだまだマイナーだった頃。

しかし、そのお店は、石窯を設置した事もあって、もっちり、ソフトな食感となり、フランスパンも飛ぶように売れていた。

 

この食パンとフランスパンを極めよう!

こうして入社。^ ^

 

当時3店舗あったお店のうち、1店舗は食パン専用の工房。

 

作るのは食パンのみ😓

 

毎日数百本、朝から晩まで食パンだけを作る。

 

この会社に入ってしばらくすると、この地獄の食パンラインに回された😅

 

周囲にとっては地獄でも、食パンを極めたい私にとっては天国。^ ^

 

一回の仕込みで16本。発酵を取る、限られた設備のおかげで、1時間に2回の仕込みが限界。

 

これを1日20回前後繰り返す。

これで1日が終わる。😓

 

 

全ての食パンの焼き上がり状態を、自分の言葉と絵で記録に残す。

 

仕事が終わると、社長宅にある研究室にて、パンのお勉強。

 

その時に、本日の1番出来の良い食パンを持って行き、社長の評価をもらう。

 

最高得点は95点。😭

 

社長が亡くなるまでに、100点は取れなかった😭

 

社長自身も、自分で焼いたパンで100点は無いと言っていたけども😅

 

ここでの仕事は、単調作業が延々と続くルーティンワーク。

労働時間や休憩時間、休日が常にハッキリ決まっている事が唯一の救い。

 

空き時間も毎日ハッキリとしているので、仕事や作業の効率を極限まで高め、当時のスタッフ全員で、製パンの研究に没頭した。

 

そして、仕事以外は遊びに没頭する。笑!

 

一つの事を掘り進めたおかげで、他の技術も自然と身に付き、メリハリのある労働環境は、今考えると心のゆとりがあった。

 

今のお仕事と似ている。^ ^

 

何かの折に、食パンを見て当時を振り返ると

 

スタートラインで、理想の働き方をしていたんだなーと思って、楽しんでお仕事していた当時を思い出した。^ ^

 

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伝説の食パン。笑!