続々と登場す食パン専門店。
各店のHPを見ていると、どこも大体次のような文句がズラリと並んでいる。
小麦粉へのこだわり
独自ブレンド
バターや生クリーム使用
卵は不使用
しっとり柔らかい
耳まで美味しい...
普通じゃねーか !!
少なくともスクラッチ&自家配合でやっているパン屋にとっては、息をするくらい意識せずにどのパンに対しても毎日当たり前にやっている事。店のHPによっては、一つづ職人が丁寧に作る、きちんと冷ますとかまで書いてある。
普通じゃねーか 笑
これら普通の事をやっていない所があるのか?ってくらい普通だ。
いや別に...
流行りの物にケチを付けようと言う気は無い。
逆に、上手くシステム化したりマニュアル化してあっという間に店舗を広げる運営には感心するし関心もあるし、そう言う立場になりたいよなーと言う思いも何となくある。
加えて商品やお店のアピールの仕方とか、コピーライティング、セールスライティングとかにも興味があっていつもなるほどなーと勉強になっているのも確かだ。
しかしコレが裏事情を分かっている者からすると何とも煮え切らない部分があるのも事実。
窯出しシュークリームとか、窯焼き○○とか普通の事を大げさに訴える事の他にも、焼き立ては旨く無いのにやたらと「焼き立て」が持てはやされる事や、、石窯じゃ無いのに「石窯焼き」アピールとか、天然酵母で無いに...←あっ!ここはまだやめとこw
その昔、新聞、求人誌、雑誌、テレビ、ラジオ等、一通りのメディアの取材は日常だった。特にテレビは毎日のネタ探しにも忙しいので、目新しい物や新規オープン店には飛び付く傾向がある。(なので上手く利用する手もあるけど)
食べ物と動物ネタは安定の視聴率が見込めるからなのか今も欠かせないネタの一つだ。
色んな取材を受けて見て思った事はメディアって割といい加減。笑
いくらこちらが伝えたい事を言っても、巷に出る情報は出す側の都合の良いように大体書き換えられている。伝えたい事は、あちら側が考える注目されるであろう内容や言葉(文章)に一部変わる。
最終的にどの作戦が生き残るのかな?
技術が本物である事は変わらないとは思うけど、お金を上手く掛けたところが勝つのも事実。
最近タクシーアプリもフルとなんちゃらと新しい勢力が...
あのキャッチコピーは無いよなーと思うけど、今の世代にはウケているのだろうか?
伝え方って難しいよなー。