boulangerie545の暇つぶし

所持金ゼロから元パン屋が上京して再び出店するまでの日々雑感。倒産、離婚、全てリセット、初めての転職、二度目の転職、関東に移住←今ココ

ムーンライト

を見た。  ←WOWOWっす。

 

2016年アメリカ公開のヒューマンドラマ?

日本では昨年公開されたが国内での評判はイマイチだったような。

しかしこの映画、89回アカデミー賞にて8部門にノミネートされ、作品賞をはじめとする3部門で賞を取った。そのアカデミー賞受賞舞台では、最初間違ってラ・ラ・ランドと言ってしまう珍事件が起きた。←生で見ていた人

 

さて映画の内容は、母はヤク中で身体を売って生計を立てていて家に居場所がない、学校では酷いいじめを受け、本人も周囲も何となく性同一障害?と気付いている黒人のお話し。もうこの時点で日本ではダメやな。と言う内容だった。

 

踏んだり蹴ったりの少年がやがて大人になって最後は何とかハッピーエンドなんだけども、終始重い。一部の評論家には酷評され、サミュエル・L・ジャクソンはオスカーの釣り餌のような作品と揶揄したとかしないとか...

 

口数が少ない役柄の為セリフがとても少ない映画なんだけども、その分俳優さんが頑張っていて、シャープな映像だけども淡い色合いと滑らかに動くカメラと独特のアングルが何とも言えない雰囲気を醸し出している。私の好きな「潜水服は蝶の夢を見る」とか「最強のふたり」にもどこか似ている雰囲気のある映画なんだけども、それよりももっと静かに心の奥底に語りかけるように進んで行く物語。

 

スラム街見たいな環境は国内にはほぼ無いので、平和な日本から見たらピンと来ないと言うより、下手したら自己責任論や全く共感出来ない人も多いだろうと思う。

 幼少期にいじめの経験があり、未来を閉ざされたようなどうしようもない失望感を味わった事がある人にとっては、あるいは...

 

個人的にはあまり深く感情移入しないで、ロードムービー的感覚で見ると儚さと美しさが相まって綺麗な作品だなぁ〜と。そして何故だか、以前紹介したマイケル・キワヌカの「コールド・リトル・ハート」とこの作品が一致した。

 

最近映画と言い、報道と言いオーバーアクションの人を見ていたからか 

 静かに語りかけてくる感じが良かったなーと。

 

 

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フェリーにて。