アルバム「スティッキー・フィンガーズ」のLPを購入した翌日、WOWOWで2015年のローリングストーンズのライブ放映があった。
北米ツアー「Zip Code」の幕開けとしてロスのフォンダ・シアターで行われたこのライブは、キャパシティー1,200人と言うストーンズのライブとしてはあり得ない小規模な会場で開催。その年に「スティッキー・フィンガーズ」の豪華リマスター版?を発売したという事もあって、ライブは同アルバムの楽曲を全て演奏すると言う特殊なセトリとなった。
おー!何という偶然!と録画していたのを見て感動していたのだけど、先日ラジオにて「ミックが心臓手術に成功〜」と言うのを聞いてえ?となったのもつかの間、延期となっていた北米ツアーを再スタート!と聞いて、大丈夫か?と言うかそのタフさに愕然。
70過ぎて昔の印象とここまで変わらない人って他にいるだろうか?笑
(見た目は別で)
ストーンズと同世代のバンドで引退後に復活するバンドも沢山いるのだけど、一度引退したグループとは明らかに何かが違う。
ギターとサックスかっちょええ〜←語彙..
ドラッグの隠語満載のこの曲、キースは制作中当時あらゆる薬物に浸かっていたと笑い、曲選びに関しミックは暗過ぎない?と危惧、ロニーは大好きで問題無い!と言っていた。
ライブでは珍しい楽曲「Sistaer Morphine」
キースが真剣。自然に入り込むんだろな。(動画削除の為後日他のライブに差し替えています)
ストーンズって良くビートルズと比べられる事があって、ビートルズは優等生、ストーンズは悪ガキってのは当時のメディア戦略みたいな物。だいたいストーンズにドラッグ教えたのはビートルズ説が有力だ。笑
ストーンズの真骨頂「You Gotta Move」
後半お客さんと合唱するところがあるのだけど小箱ならでは!
これ体感できたらいつ死んでも良いかも知れない...
ロックアーティストと言うと世間的に良いイメージが無いかも知れないけど、この間ストーンズ展で見た彼らの若かりし頃の苦労や努力は凄まじいものがあって改めて驚いた。良い物、納得するものが出来るまでとことん探求する姿勢って単純だけどもこれがなかなかどうして奥が深い。好きな事をやり続ける事も大事だなー。
現在75歳、心臓の手術を終えて良くなったからツアー復活するよー!なんて出来る人はやっぱ超人だ。