前回作った甘ダレの処分に迷い、残してあった鶏もも肉、ナスと見切り品のパプリカで味噌炒めを作った。
一口目...微妙〜。見た目は... 最悪〜。←赤と黄色のパプリカが百円代であると買ってしまう人w
みりんや醤油と味噌、ラー油とのバランスは意外と良いのだが大量のニラが邪魔をする。 ニラがなければ...
ところが食べ進めて行くと味がまとまったのか冷めてきた頃に消えた違和感。これなら普通に食べられるな。
この一連の流れの中で思い出したのが、某掲示板で大昔に見た「嫁のメシがマズイ」と言うスレッドタイトル。→既婚男性板に生まれた今でも続く?この掲示板は、不幸にも料理が不自由な嫁と結婚してしまった既婚男性の悲劇である。(ニコニコ大百科より)
そこに付けられたタイトルの一覧を、昔元嫁と共に見て大笑いしたのを思い出した。
タイトルには毎日の食卓で苦悩する旦那の切実な思いが表れているのだが、例えば...
・【隠しきれない】嫁のメシがまずい その5【隠し味】
・匙加減を(真ん中中略)知らぬ愛
・外食で→命を繋げ
・愛ゆえの→暴走
・好きだから→言えない
・鍋もおでんも→アレンジ禁止
・夕食に→招くぞ
・妻の愛情→夫の驚愕
・これは→何?
・緊張の夏→メシマズの夏
・食欲の秋→激ヤセの俺
などなど...
料理って簡単に言うと各素材との最適な組み合わせ。材料の組み合わせに調理方法の組み合わせが加わって全体のバランスを取る事とも言える。
骨格を形成する旨味成分にそれぞれの素材の味が重なって出来る料理。メシマズの記事を読んでいると、とんでも無い組み合わせや理に適っていない突拍子もないアレンジ+生煮え&焼き過ぎ、煮込み過ぎが加わって最悪になるパターンが多い。
しかも料理好き&料理自慢の人に多いから始末が悪い。
愛する旦那さんのために必死になっている事が空回りして、正直に言えない旦那さんの苦労が続く←言えば大げんかだし...
やがてそれは書き込むことで憂さ晴らしをすると言う悲しい結果に。
話は変わるが、ここでお世話になっているある人のブログ記事で珍しく料理ネタを見た。普段は音楽中心のブログで、日頃から食べ物には興味がない、食えれば何でも良いなんて言っていたのに、その方が作った料理は3〜4品しっかりと作っていて軽く衝撃だった。←失礼(いや、だって...)
いつも一品料理の私はそこで料理と愛情との関係を改めて考えてしまった。
メシマズで読んだ記事も元は愛するパートナーの為。→しかし空回り
ブログの方も当然パートナーを思っての行動だ。
メシマズと旨い料理との別れ道は、自分の気持ちを上回る相手を思いやる気持ち。自己満足になったらやはりダメだなと思うのだけど、いつも自画自賛の私は
相手がいないからしゃーない!と割り切るしか無い😅