boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

レジ袋❷

 

boulangeriemanna545.hatenablog.com

 以前レジ袋の有料化についてお店は助かるけど無駄だ!遠回しに書いた。(笑)←ゴミ減らない

 

1年後その動きはより本格的になって怪しげな環境問題もG20で議論される模様。

 

今朝テレビをつけたら、オランダかどこかで運河のゴミ拾いを兼ねた観光がウケていると報道されていた。2〜3時間の観光をしながらゴミ拾いをすると、毎回大きなゴミ袋3〜5個分のゴミが取れていて、参加した観光客はゴミに対して考え方が変わったと嬉しそうだった。は?海外って元々ポイ捨てに対して抵抗が無いんかな? 汚い運河だったなぁ〜...

 

そもそも私がゴミ問題(分別やら)に懐疑的になったのは若かりし頃の工務店でのバイト経験から。戸建て中心の小さな家族経営の工務店で日雇いのバイトをしていた頃ゴミ処理もやっていたのだけど、産業廃棄物であっても普通ゴミであっても処理は結局燃やすか埋めるかの2択。家を建てる際に出るゴミは木材中心であるとは言え、基礎部分はコンクリート、鉄筋が入っているゴミから石膏ボード、アルミ、ガラス、瓦など様々なゴミがある。

 

処理するところは

 

1、行政のゴミ処理場→一番安い

 

2、産業廃棄物専門の会社→ほぼ全てのゴミを受け入れるけど一部ダメ

 

3、かなり怪しい何でも屋→上記一部ダメな物もOK(少し割高)

 

の3箇所からゴミの種類や大きさによってチョイスしていた。

 

1は基本焼却炉で燃やす。巨大なホールに、落ちたら確実に死ぬ高さからトラックの荷台に乗って片っ端から放り投げるのがとても楽しかった覚えがある。

処分可能な物は可燃物前提なのだがここだけの話何でも捨てていた。(小さな不燃)

1.5トントラック1台で4〜5千円だった気がする。

 

2はコンクリートや鉄筋の量が増えると利用していた。トラックの荷台にあるゴミを、ブルトーザーで一気に地面に落としてくれるので作業的にも楽。代わりに処理代も1の倍と覚えている。

 

3は例えば、固まりかけのコンクリートとか特殊な物が入っていた時。ここの話はあまり書かない方が良いのかな?って感じだ。

 

近年の国内の焼却施設の能力は格段に上がっていて、高温で燃やす事が可能となったのでほぼ何でも焼却可能。元々何でも捨てていて更に焼却能力が上がった中、分別が義務付け今では完全に定着してしまった。

 

せっかく分別していても結局は一緒に燃やすのに...笑

 

そんな現実を体験したので近頃のストローとかレジ袋のニュースを見ると、誰が儲かってんだ?と疑問になってしまう。学者さんの間でも意見が分かれたり答えが見つかっていなかったりする問題なのに、すぐにプラゴミ削減→環境に優しい=正義みたいな風潮もどうなんだ?学者が分からない事を私がわかるわけ無いし現実は見たし...

 

普段の生活では大体が無くても良いし、買い物は少ないほど心身共に色んな負担が少なくて平穏、こんな事間違ってもメディアでは流れないのでゴミは減らないと思うけどなー。

 

(パンは買った方が幸せだ。笑)

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 一日漬けていたらちょっとマックに近付いた!