永田町周辺は今日も朝から慌しい。自民党本部や官邸周辺には各社のロゴ マークが入った大きな中継車がズラリと並び東京地検の動きと重なると途端に町は賑やかになる。
以前にもチラリと書いたが日中この界隈ではまず長距離は出ない。地方から訪問していた市議会グループなどをたまに空港に送る事はあってもほとんどのお客さんは近距離移動。
第一衆議院会館前から文科省や外務省＆厚労省へ、文科省あたりから自民党本部や隣町の紀尾井町のホテルや施設へと言った具合にワンメーターがほとんどで狙っていく事はほぼやらない。実車で通るときは新宿方面から銀座や六本木へ向かう時、六本木から千田区一番町とか三番町方面へ向かう時がほとんどで空車で通る際は渋滞回避が主な理由だ。
その他の理由としては周辺は右折禁止やUターン禁止がほとんど。地図上で最短ルートを事前に確認しても通る事が出来なければもっと遠回りするハメになる（笑）。4年目にしてようやく普通に利用出来るルートとなりました。
さて、そんな慌ただしいエリアで乗せる人はお客さん自体が慌ただしい。これは永田町に限らず港区、中央区で総じて言えることではあるのだが、そんなお客さんの特徴の一つに決済が下手と上手いに見事に二極化すると言うのがある。笑
前提としてこの界隈で乗って来る人は普段からタクシー利用も多く、決済手段としてはカード、交通系IC、タクシーチケット、ネット決済とおおよそ4パターンでほぼ現金が無いのだが...
決済の流れ
お客さんが乗車後、実車ボタンを押す事で料金が発生するタクシーのシステム。一定時間止まっている時の時間と走行距離による併用にて金額が加算されていく。目的地に到着し[支払い]ボタンを押す事で一般のレジで言う[小形]状態となる。一般のレジで言うとそれまで掛かった金額の合計が表示された状態でここまでが変更の効く状態。
※タクシーの場合、[支払い]（小形）＋[合計]まで連続で押しても変更が効くので到着と同時に常に二つのボタンを押す事になる。
変更と言うのは再び走り出せばそのまま料金は加算されるし（[支払い]だけでは時間による加算は停止状態）、決済手段の変更が効くと言う状態だ。
[合計]を押し金額を伝えるとお客さんが自然に決済手段を選ぶ流れとなる。
財布を開ける音とお金の音が聞こえると現金と判断→釣り銭バッグを用意
「〇〇で」と決済手段を聞くと、今はセルフ決済になっているので「画面から決済手段をお選び頂いて〜 右下の光っている部分に〜」とザックリと説明しカードの差し込み口やカードやスマホを当てる部分を誘導する。
[合計]を押すまでは決済手段は選べ無い
良く乗ってきたそばから目的地、ルート、決済手段まで早口で捲し立てる人がいるのだがあまり意味が無い。→新人なども絶えずいるので特にルートや行き先はしっかりやりとりをした方が後々良い結果となる。また、混乱した都内で車を発信させながらの落ち着きの無いやり取りは重大事故に繋がります。←余計遅れる結果に！
但し、ネット決済だけは別。アプリで配車を依頼した時点でもネット決済を選択出来るし、乗車中でも目的地に到着する前に決済を済ませておく事が出来る。
（紐付けしておいたクレカから自動的に引き落としされます）
急ぎたい人には特にお勧めします
（これが双方にとって一番楽なんだわ）
ネット決済以外の細かな流れとしては、交通系ICなどのタッチ式の場合、決済手段の選択からタッチする場所が点滅して準備完了！となるまで1秒ほど掛かる。ここで大切なのは、点滅してからスマホやカードをかざす事。点滅前にかざすとエラー状態や認識不能な状態となります。また、スマホの場合は自分の機種のセンサーがどの位置に付いているか知っておく事も大切で、iphoneは背面の上部、それ以外は背面の中付近と言うのが定説。スマホも巨大化しているのできちんとかざさないと端末がなかなか認識してくれない結果となります。
状況を見ながら適切にやれば数秒とかからない決済も仕組みを理解していない上に慌てると数分に伸びる結果となる。中には黙ってスマホを見せて「これ」と言う人や交通系ICをカードと呼ぶ人もいてコンビニとかではどうやってるんだろ？と思う事もあるのだが、日に日に増えて行った決済手段もそろそろきちんと理解しておきましょう。←偉そうに！笑
ところで端末器側も色んなタイプや種類があって日々進化している。一番反応が早い＆良いのはコンビニなのだけども、コンビニの場合はレジ袋の有無、ポイントカードの有無などは早い段階で打ち込んでおく必要があるらしいし（体感推測w）、お酒やタバコの年齢確認ボタンは素早く押す事でレジ作業の流れを切らさない事に繋がる。
せっかく便利になったのだから上手に使いたいよなー。
※最初タイトルを「せっかち」にしようと思って下手な人をちょっとディスろうと書き始めたブログ。←やめとけ
書き終える頃には自分が一番せっかちだと言うのに気付いた。
自称世界一旨い炒飯を食べながら。笑
