boulangerie545の暇つぶし

所持金ゼロから元パン屋が上京して再び出店するまでの日々雑感。倒産、離婚、全てリセット、初めての転職、二度目の転職、関東に移住←今ココ

柚子胡椒 ❶

九州では利用頻度の高い柚子胡椒。こちらに来て品数が少ないのに気づき道の駅で購入するも満足出来ず。柚子の生産地としては四国が有名だけどwikiを見ると柚子胡椒の発祥は福岡の隣の県である大分であるらしい。どおりで小さい頃から慣れし親しんだ訳だ。

その柚子胡椒の魅力を最大限に味わったのは結婚当初住んでいた福岡の田舎町にて。まだ、子供が小さく所得も少なかったことあり地価の安い地域に住んだ時の事だった。

山と田んぼと川に囲まれた環境は最高で、裏山にはモトクロスで走れる林道の入り口、川には蛍、山には猿や猪と言った具合だが都心へのアクセスは電車で15分程。そんな地域だったし、移動当初嫁が頑張った地域活動のおかげですっかり地元住民となっていた。当時私は仕事が忙し過ぎてそんな暇はなかったのだけど、二人目を妊娠した際1ヶ月以上も嫁が入院する事になった時は近隣住民総出で上の子を可愛がってもらって改めて嫁効果に驚いた。

家は留守でも鍵をする事もなかったしw、夕立があれば隣の人が勝手に洗濯物を取り込んでくれるような地域。そんな環境だったので地元の人が作る料理をいただく機会も多かった。前にも書いたけど上階の人は魚市場の仲卸だし、季節が変われば山菜や地元の食材で手作りの頂き物、パンは食べ放題だったのでw今思えば家計も随分と助かった気がするな。

そんなある日頂いた物が手作りの柚子胡椒だった。

それまでは市販の瓶詰めの物が当たり前だったのだけど、やはり手作りは香りと辛さが段違い。食べた瞬間にサッと抜ける濃厚な柚子の香りと後から来る刺激が強烈、だけど他の食材の邪魔をしないばかりか引き立て役になるのでいつまで経っても忘れられない物となっていた。

 

鍋の時のポン酢は勿論の事、刺身、味噌汁、うどんや蕎麦のお汁、納豆、餃子、焼き魚、パスタ、サラダ、煮物...耳かき一杯ほど入れるだけでたちまち柚子の香りで満たしてくれる柚子胡椒。柑橘系の爽やかな香りは和食との相性が抜群!で適度な酸味と刺激的な辛味は口の中をスッキリとさせてくれる。大分や福岡の食卓では常備している調味料の一つなのです。

 

だからと言って手当たり次第に何にでも入れるわけでもない柚子胡椒。常備していつでも選択可能な所が重要で、無いと心にポッカリと穴が空く。←んな大袈裟な

 

遠出した時には道の駅にて柚子自体はいつも見かけていたので今日こそは作るぞ!となり、本日無事に完成したのでした。

 

続く...え?笑

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