ギター選びを開始して20日程経過、当初は年末年始の長期休暇までに手に入れておけば良い暇潰しになるのになと思っていたけど1月の給与で購入を決意したのはここに来てやはり迷いが生じた事が原因。情報量が多くなればなるほど最終決定がより困難となるのはもはや承知の上。私生活の中で物を買う時には、半世紀生きてきて結局見た目や直感を信じるしか無い!と結論付けていた。
そもそもBMWのバイクを衝動買いする私には怖いものは無いのだけど 笑
しかし未知の領域&ほぼ初の経験となると話は別だ(以前買ったギターは息子用)。
で結局、今の所5〜6万のギターと1〜2万のアンプに落ち着いているのだけど、ほぼ最終決定をしてからはまた違った視点でギターを見始めた事によって改めて物の見方に変化が見られるのを感じた事は今後の人生を楽しむヒントになると思った。
ギターを見る目が変わった事を具体的に書くと
❶ 好きなアーティストが持つギターの種類を気にするようになった←今更かい!
❷ ギターの音を以前よりも集中して聴くようになった事
テレキャスかストラトかレスポールか...はたまた別の物なのか?メーカーはギブソン、フェンダー...デザインや色&形は...
結果❶に関しては
インテリアに合わせる事にしたのだけど 笑
それは今のところギターを手にする目的は、好きなギターリフやフレーズを自分で弾きたい!と言うのが一番強くその次には内面と向き合って少しでも音楽的センスを高めたいと言うのがあったから。無事に目標を達成する事が出来るのであればその先にバンドで演奏したいとか人前で演奏したいと言う願望も出てくる気もするけど今の所は小さな自己満足。また、ギターの種類なんてのは知れば知るほど無限に出てきてバイクの比じゃない。よって違った視点で選ぶ事にした。
❷については、当初3〜4万で14点セットで出回っているいわゆる初心者キットにしようと思っていたのだけど、5〜6万を境に音にハッキリとした差がある事が分かってきた。分かってきたと言ってもど素人の個人的にと言う意味で、そもそもギターは下は1万程度から上は数百万とあってピンキリ。葉加瀬太郎が弾くストラディなんちゃらとかヨーヨーマの弾く楽器や数千万のピアノの音色は直に聞いた事があって確かにおっ!と思ったのだけど、それが数千万の違いと納得するにはあまりにも音楽の知識が乏しすぎる。それでも現実的に手に入れる事の出来そうな価格帯では5万から上の物は5万単位で音がふくよかになって行くのを感じるのである。
YouTubeで数百万のギターと数万のギターを比較する動画などを見ているとその道のプロでも迷うほど大きな違いが無く時には間違った選択をするのだから今の所楽器の数千万の違いの価値がイマイチ不明。これがバイクであれば、タイヤが変われば分かるしオイルの種類が変われば分かる、足回りの変更なんてのはすぐに感知できるし、ハンドルやシートの数ミリの高低差などやはり五感による総合的な判断は分かり易い。
一見耳だけで判断する音の世界。でもそれは、知れば知るほど奥深く興味をそそられる世界であって、たった一つの物事を掘り込む方法によってはあっという間に無限に広がる世界が待っている。楽しみ方を知っていれば環境はさほど重要では無い気がするな。
4日20時の銀座シックス前から。
街の明るさと人の少なさのギャップが寂しい。