1年ぶりのライブにて興奮冷めやらぬ翌朝、ワイドショーを見るもベビメタに関する言及無し。いつもならば一局くらいはライブスタート!などと情報を流すのだけど、ここは何かの力が作用しているらしい。(勝手な憶測)
ところで私のギターが到着したのはライブ当日だった。早速鳴らして事前に予習していた適当練習をしたのだけど、そんな事もあってか座席は運よく正面で演者(ギタリスト)の細かな動きが良く分かるものだからステージに上がっているメインの3姫とどちらを見るか終始迷う状態であった。このようにここ最近はギター購入の決意から音楽の知識の集積を始めて音楽を聴く姿勢が変化を見せているのだけど、ヘヴィメタルと言うジャンルをこうして改めて聴くとクラシックを聴いた時と同じ感動だ!と気付いた。と言うのも、ロックやブルースはあるお決まりのコード進行があって、その合間には演者のアドリブや独自のリズムが入る事も多い所がライブの醍醐味でもある。一方ヘヴィメタルと言うジャンルは様式美を重んじており、譜面通りにある形式に拘ってハイレベルの技術を競っているような側面がある(速弾きとか)。1969年、ブラックサバスがパワーコードの使用をはじめ(諸説ある)それは和音では無く二つのコードによる、当時教会では禁止されていた悪魔の旋律と呼ばれるものであった(らしい)。そんな事から社会や常識に反発するかのように地獄とか悪魔を崇拝し、あえて自らが社会の毒となりそうした反骨精神による盛り上がりが、当時の社会情勢や画一化された教育にも意義を唱えるかのようなものとなりやがて社会から嫌われて行くようになる。
アメリカで定期的に起こる一部の人達によるロックやメタルを排他的に捉える活動は有名で、このように一部の上流階級とか自称常識派知識人達との争いが絶えなかったロック&メタルなのだけども1990年代に入ってロックに新たなジャンルが加わると特にヘヴィメタルは一気に壊滅状態にまで追い込まれることとなってしまう。
その新たなジャンルとは、私が練習の課題にしているニル・バーナのオルタナティブロックとかグランジと言われる物ですね。←これも大好き 笑
時を戻そうw
ヘヴィメタルが全盛期から発展の一途を辿っている時には、ヘヴィメタルと言うカテゴリー内だけでも実に様々なジャンルが誕生した。スピードメタル、スラッシュメタル、パワーメタル、デスメタル、メロスピ、ジャーマンメタルにバイキングメタル...その数実に30を優に超えていると言うのは他のジャンルには見られない現象なのでは?中にはクラシックとの融合や革新的なシンセを多用したプログレッシブメタルなんてのもあって、原点を踏襲しつつこれほどイノベーションが起こったジャンルは非常に珍しいと言えるのでは無いだろうか?
そのヘヴィメタルの神的存在であるジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードからBABY METALが直々に貰った言葉が
STAY HOME STAY METALなのである。
この言葉は、メタルにとどまってメタルを継続せよ!的な意味合いで、決して家に閉じこもれと言う意味では無く、まだあどけない20代の女子を始めとするチームベビメタが心底本気で継承している言葉である。
クラシックとは使用する楽器の数こそ違えど、メタルには同ジャンルとして最高峰の音数の多さと爆音があってそれが見事に調和した時の感動はまるでクラシックのそれと同じだ。よってクラシックで最高峰を目指す人とメタルで最高峰を目指す人との違いは無いのだ。←個人的に
こ、この時の小指って1弦に必ず当たるよね?←そこかい!!
いやーギター弾く人ってすげ〜。←軽いw
うーむ、配線が...