boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

大多喜町ツーリング ❷

看板に沿って大多喜城を目指したのだが、城の手前で雰囲気の良い茶店?と駐車場を発見。外のメニューを見たらいくつかの麺類と自然薯を使ったとろろ蕎麦が目に入った。人の気配が無いので珍しく入ってみることにした。

店の外にはわらび粉や手作りの柚子味噌などが陳列されていて興味津々。わらび粉ってわらび餅の原料だよね?そう言えば詳しい作り方知らないし天然のやつって食った事ないよな、なんて思いながらごく普通のとろろ蕎麦を食い終わると店主が「サービスだよ!」とわらび餅を持って来てくれた。

 

これが旨いこと!旨いこと!

 

大して冷えてもいないしきな粉もほんの少ししかかかっていない。ゴロンと大粒の長方形の塊が無造作に小皿に乗っているのだけど一口食って市販の物とは全く違って優しい風味と優しい弾力。優しい弾力ってなんだよ!って話だけどもw、もっちり感を演出する為の、例えば米パンの弾力とかチーズケーキ蒸しパンの弾力などは食材とは別にグルテンを添加したり他の添加物を混入することで安価に食感を出す事がある。味は素材の味、食感に関しては高価になるし大量生産向けに安定の為か天然の素材を使わない場合がほとんど。結果苦味や雑味が入って口溶けが悪く喉越しも悪くなるのだけども、それほど気になる物でも無いので(フレーバーなどの風味が強いし)普段はほとんど意識していない。しかし天然の物はやはり違う。弾力はしっかりとあるのに歯切れが良く咀嚼後もダマにならないし喉越しが良い上に後味スッキリ!ほのかな後味が尾をひいてすぐに次の一口に手が伸びる。思わず外で売っている粉で作ったのか尋ねてしまった。すると完成品の大きな塊を見せながら丁寧に作り方も教えてもらったので即購入。200gで¥700が高いかどうかは後述する製造工程で判断するべし。

 

さて、大満足したので城へは行かずw走りたくて勝浦へ向かう。

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便所か?←違います!

 

喉が渇いて来た頃停車しやすいところに自販機発見。小さなバス停の横に質素な建物があるが周囲の見事な田園風景が勝っていたので最初は気にも留めなかった。

 

便所と思っていたのは駅だった。いすみ鉄道スマン

 

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なんとも良い雰囲気!

 福岡にもこのような鉄道(風景)は筑豊の方に行けばあるし山口付近にもあるにはある。しかし普通の福岡市民or北九州市民は余程の事が無い限り訪れない地であるし実際無人駅の利用経験など一度も無い。こう言うのを見ると福岡って意外と都会かも?と思うのでした。

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しかし廃線の危機なのか?

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勿論買いましたとも

あの手この手で各地で町おこしもあるのだけど人口減少は当分止まらないのも事実。それに対して都内の都市開発はこのご時世だと言うのにまー!景気の良い事!で虎ノ門、丸の内、六本木(飯倉付近)はまた巨大なプロジェクトが進行中。近頃リモートで都心を離れる人が増えたと言ったってまだまだ神奈川や東京に隣接する地域がメインだ。などと考えながら結局勝浦には行かず大原?の漁港で海を見てUターン。田植えを終えたばかりの素晴らしい田園風景でガッツリ癒されお腹いっぱい、晴れた日に再訪を誓うのであった。

 

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帰宅後はミンクオイルでお手入れを

革ジャンが良い季節だった。バイクも革ジャンも3年目、ようやく馴染んで自分の物になった気がするな。

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車検後絶好調の相棒