こっちに来るまでの25年間は朝食無しの生活が普通で、まだ外が暗いうちに人知れずこっそりと家を出る生活が長かった。だからなのか、映画、ドラマなどで見る朝食風景にはいつも強い憧れがあった。でも休日は食えるでしょ?となるのだけども休日は皆バラバラに起床する。夕食は必ず揃って食うのがお決まりで飯抜き&寝るのも我慢してやっていたけど朝は全く重要視されていなかったんですね。父親の存在なんてどこもそんなもんです(大笑)。
さて、そんな過去の愚痴はともかく、今は起床後の洗濯中に当日の調理工程を決定、仕込みが面倒なものは朝のうちに下準備しつつ朝食の準備に取り掛かるのが日課。献立はだいたい仕事中に決まっていて、帰宅中に買い物も済ませてあるので準備は万端だ。で、その献立。子育て中の人生で一番忙しい時期の方々には非常に申し訳無いのだが、今の私にとっては「作って食べる」事こそが生き甲斐の一つ(笑)。したがって日々の悩ましい献立はもはや楽しみの一つであったりします。献立のきっかけは、主にラジオで聞いたメニュー、街を徘徊していて目に入った看板メニュー、休憩中に見た記事、試してみたい調理など。そこに過去に作った料理で旨かった物が絡んで来るので困る事は無い。中でも最も重要なのはその時食いたくなった物と一見衝動的な感覚、しかしこれは案外バカにできないとも考えていて、身体が不足している何か?を得るためには結構役に立っている気がする。
と言う事でまずはパセリ ん?
スパサラ、ポテサラ、スパゲティにはいつも大量に使用、その他料理のワンポイントには欠かせないパラッとかけるだけで料理が簡単に一段階グレードアップする優れ物。茎も肉料理の臭み消しで使用するので無駄が無い。パセリの効用については素晴らしい!の一言(調べてね)、見切り品コーナーで見つけたら即買いだ。
きな粉のガレット
普通蕎麦粉なのだけども蕎麦粉なんて普段使わない&買ったら絶対余る。なのできな粉を使って見た。
そこに卵1個、牛乳75cc、水45ccを加え良く混ぜ30分ほど寝かせて使用する。
定番の卵、ハム、チーズに加えて見た。
と思いきや
まとまりが無くて生地がすぐに破れて一苦労。
それでも無理矢理まとめてこの始末。味もきな粉強すぎで、この後余った生地に薄力粉を30g追加してリトライ。
生地は普通に焼けたけども昼過ぎに作ったので気が変わって急遽ブリトー風に変更。
普通に食えるのだけどやはり
きな粉強すぎ問題
しかしコレで生地を無事に使い切った。多分薄力粉90%きな粉10%くらいで丁度良い。きな粉は蕎麦粉よりも栄養面で優れていると思うし常備品、その他色々と応用可能と考える。次頑張ろう。
その後餃子があったのを思い出して
具は手作り焼豚、ネギ、卵のみのシンプル構成に落ち着く。仕上げは焼豚を煮た醤油ダレを使用。今では毎回同じ味の美味しい仕上がり。カレー、麻婆豆腐に次いでようやく「俺の味」が確定した。