成人の日の出来事。年明け3日の勤務以降絶不調が続いており今日こそは!と意気込んで出勤。結局深夜まで相変わらずだったのだけど、0時を回ると本日式を終えた若者達が騒ぎ始め街の雰囲気が一変、六本木、渋谷、新宿は何だかヤバい雰囲気となる。若気の至り+集団心理は手が付けられない。乗せて暴れられた結果トラブルなんてごめんだ。ちょっと離れておこうと思った矢先にアプリが鳴り迎え先をタブレットで確認すると
だーかーらー!コレだと車をどの位置に付けて良いのかが分からない。免許持っていないんか?運転した事無いのかな?マッピングの位置は道路上かつその道路上のどちらかに寄せて(自信が乗りたい場所)正確にお願いします。
ちなみにこの時私は地図の左方向から向かっており(それも急遽転回して)到着予定時間は5分後。今回は送り先の住所の指定があったのでその5分間で運転しつつ行き先のルートを確認する。←本当に危険なのでやめたいけどさ
すると送り先は地図の下方面だったのでそのまま右折後に左に寄せる事にした。まー、これがその反対側で無かっただけマシか。このように場所によっては右折禁止&転回禁止なども多数あって、タクシーがどの方向からやってくるのかは呼ぶ人もタクシー側も分からない。なので場合によっては数百メートル先から来るのに到着間際で転回などをして車の向きを調整した結果、非常に長い時間待たされる事になります。あらかじめ付ける位置が分かっている事によって、随分と手前から侵入ルートの調整&車の向きの調整が容易となり運転中のナビ確認もしなくて済むのです。←これは違法ですし
で交差点が見えて来ると
マッピング通りに交差点のど真ん中に寝ている人発見!なんだ、指示通りかよ! 笑
と言うか危ねーなー!!と思いつつ減速、右折後にゆっくり左に寄せると、付き添いの人達が頭を下げながら数名登場。完全に酒に飲まれて暴走している酩酊状態の若者を必死で介助していた。
ちなみにですが、埼玉県は路上寝込みによる死亡事故が全国ワースト1位。都内では年明け早々に同業者(タクシー)による路上寝込み死亡事故がすでに発生しております。路上寝込みとは文字通り酒によって道路上に寝てしまい自動車等に轢かれる事故の事。酔って幸せ気分で「はい、さよなら!」てのは悔やんでも悔やみきれない最後ですが、これは同時に轢いてしまった方も人生終了案件。意識が無くなるほどベロンベロンに酔って一人で帰る状況は作らない&作らせないようにしてもらいたい。実は全く笑い事では無いのです。
幸い今回は付き添いの人がいたから良いものの、これが酩酊者のみだと乗車拒否が成立する。意思の疎通が不可能なお客さんの拒否は法律で認められております。
代わりに上からの吐瀉物が散乱しました。
ジャイアントス..
ただし、付き添いの兄ちゃんがコレが若いのに良くできた人物でして、大部分は用意していたビニールに入ったのと出て来た物も終盤で匂いがほぼ無かった。飲食&介護の経験からその辺の人より汚物慣れ&清掃慣れしている(笑)私からしたら非常に簡単な清掃で済みました。←酩酊者を兄ちゃんが家に運ぶ間に完了
その後拾った場所に戻って数万円の売上。兄ちゃんは気を使いまくって弁償云々言っていたけど、被害は最小に食い止めたしラストのこの売上によって足切りは免れたしで全然OKっすよ。
ちなみに彼は航空関連業界への就職を狙っている学生で今は駅と空港でバイト中との事だった。しかしコロナ禍の影響が色濃く出ている業界でもあって相当厳しいとも言っていた。ちなみにタクシーはどうですか?との質問には即答で
お止めなさい と
現在やっている航空関連の勉強がとても退屈な上にコロナ禍で心が折れそうとの事で他の業種に目が行くみたいだったけども、専門的な勉強は将来必ず役に立つ!!今勉強しないと私みたいないなるよ?と言っておきました。←選択肢が無かった人 笑
一つの専門学問は、一つの下手な努力よりも報われる、と思うぞ。←おま言う案件