boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素で楽しい暮らし。

ハロウィン❶ 〜待ち合わせ〜

10月に入るとすぐに準備を始めていた都心のイルミ。

10月2日、表参道にて(2時)

深夜の大変な作業を横目に一服&撮影するおっさんは置いておいて、本当、お疲れ様っす。

10月24日、欅坂にて(23時)

六本木ヒルズ横の欅坂は一足早く準備を終え10月中旬からお試し点灯を続けていた。そして昨晩(金曜)、都心はハロウィンモードに移行中で本日より渋谷では路上飲み(アルコール)禁止。ちなみに仮装している人は六本木で大人の凝ったジョーカー(外国人)&子供のスパイダーマンを見ただけ。本格的な盛り上がりは明日以降かな?「とりあえず今日から渋谷、新宿は行かないように気をつけよう〜」と軽く考えていた。←激混みするから

とは言え、乗せたお客さんから行き先に指定されたら「はい、それまでよ」。0時を回っていつも以上に街が賑やかしくなってきた頃、三茶からの帰り道にアプリが鳴って渋谷へお迎えとなってしまった。待ち合わせ場所である渋谷駅前に向かう途中は既に至る所でタクシー待ちの人で溢れていてた。その中を通るタクシーはまさに注目の的で、私のタクシーの「迎車」表示を見てはガッカリする人、迎車の意味が分かっておらずしつこく手を振り続ける人、タクシーを見ればとりあえず手を振って大きくアピールする人々の中をかき分けるように進んで行く。ようやく目的の渋谷駅横のビックカメラ前に到着するも、これだけタクシー待ちの人がいては誰が呼んだのか見分ける事が出来ない。いつもならば周囲にタクシー待ちの人が居ない状態で、こちらを目掛けて向かってくる人を見つけアイコンタクトを取ると先方が軽く手を挙げて「私ですよ」みたいな感じが王道。しかし今日は全く真逆の状態、大人しくただひたすら待つしか無い状態だった。先方にはこちらの車体ナンバー&無線ナンバーが表示されているので見つけてくれるはずだ。待っている間もタクシー待ちの人が次々に車の前に現れては「空車」の確認をしてくる。これは何と言うか、まるでハンターに狙われている獲物になった気分。別に何か悪い事をしている訳でも無いのに、周囲の大勢の人々があまりにも血眼になってタクシーを探しているものだから、いつの間にか肩身の狭い思いになっていた。

 

5分ほど経過して「早く来てくれないかなー」と少し不安になったところで、突然予約がキャンセルになった。え!?この状況で何故?と言う疑問と同時に、今ここで突然「空車」に切り替えたらどうなるんだろ?周囲の誰が最初に気付いて、そのうち誰が真っ先に駆け寄って来るのか?いや、待てよ、私を取り囲む大勢の人は私のタクシーが既に予約済みである事が分かっているので分からないかも?ならば回送にして一旦この場を離れるか?あまりにも人が多いので、一斉に囲まれてしまってトラブルになる?などと瞬間的にあれこれ考えてしまった。と言う事で始めた

 

見つからずにどこまで進めるか?ゲーム〜!!。←仕事しろ

あれこれ考えても仕方がない、素直に「空車」に戻してじんわりとアクセルを踏んで車を出した。すると、やはり私を囲んでいた集団は気付いてない(笑)。しめしめ、無事にスタートが切れたしこのまま行けるか?と思った瞬間、反対車線側から現れたイケメン男性4人組。大きく手を振りながら興奮状態で向かって来た。乗り込むなり「良かったー!!」を連呼する若者達はどうやってこの状態をすり抜けてきたの?って感じで、キャンセルの旨を伝えると納得して奇跡の出会いに再び興奮していた。

400mしか進めなかった



しかし次の行き先は歌舞伎町のど真ん中←ゲッ!

ここでは降ろした瞬間に若い女性と目が合って扉を閉める間もなくご乗車。池袋行きとなったのでそのまま帰りました。←会社方面

警戒はしているもののやはり避けられない大混雑であるが稼ぎ易いのは良い事だ。皆様ルールを守って楽しみましょう&警備関係者の皆さん、本当に、本当にご苦労様&お疲れ様です!!