前作の世界観&脚本が大好きで、待ちに待った第二弾!「THE WITCH / 魔女 ー増殖ー」を帰国翌日にようやく鑑賞。
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前作が良かった点は、観客もすっかり騙される→驚愕の変貌(観てのお楽しみ)なのだけども、今作はすでにネタバレしている事からどのような展開になるのだろう?と期待。
予告を見る限りではスケールアップしたバトルアクションが見せ場である事は既に承知。ならばそれをどのように魅せるのか?が大きなポイントとなる。私流かなり端折った物語を説明すると1の妹版で、とある組織から一人だけ生き残って抜け出した少女の物語という点ではほぼ同じ構成。よって、予測出来たしバトルシーンも単調、第一主人公が強すぎ!なんて批判もあったけども、個人的には大満足の出来栄え。あっという間の138分であった。
前作においての主役は、いわゆる今どきの整えた美少女では無く、韓国ならではの個性的な顔立ち故に、その魅力に取り憑かれてしまったのだけども今作でもそれは同じ。姉妹という設定もあってやはり似たような俳優さんを約1,400人のオーディションの中から選出。とても素人とは思えないミステリアスと純朴を兼ね備えると言うとても困難な演技が輝っておりました。また、サムネの写真が全てを物語っていると思いませんか?この表情に彼女の置かれている立場や過去の全てが集約されているとでも言いましょうか、何せ目力と背中の演技が凄い。あえて誤解を招く言い方をするならば、「この顔立ちで?」となるけども、それは役所のせいでもありまして、女優としての彼女はスタイルはモデル並み、顔立ちも非常に整った美少女でございます。→シン・シアで検索してね。銀幕に映える子ってのはやはり凡人とは違うな!となる事必須です。
通常では到底あり得ないドス黒い過去を背負った最強少女。強者ってのは実は無口であるほど凄みが増す、この辺の演出は監督さんの成せる技だと思います。ハードボイルド、ノワールを描かせたらやはり韓国作品は一つ抜きん出ておりました。
そう言えばここ1〜2年でサブスクに登場した自称ハードボイルド&ハードアクションの邦画はもって20分が限界だった。
例えばこれ。左手で唇擦って一丁やるか!ってな具合が許されるのはブルース・リーまでw。
後は漫画かギャグの世界っすよ。これを真顔でやって(やらせて)宣伝のサムネに持ってくる辺りでハードボイルドはすでに終了している訳でございます。
はい、すみません
(俳優さんに罪は無い)
もうね、何かの折に見るたびに笑っちゃうから
脇を固める俳優さんもどちらも素敵、サブスクで1を見て満足できたら続編を是非!!
洗剤いらずのスポンジとそれを貼り付けておくシール。人生のハードボイルは終了しました。