本日試乗を終えそのまま契約を済ませて来た自動車。今では全体の1%前後と言われ、今後更に減少傾向にあるにもかかわらず、宣言通りMT車に決めて来た。
遡る事25年ばかり前のお話。一人目が生まれた時はチャイルドシードが義務化された辺りの頃。家族が増えると車のチョイスが安全性重視へと180℃変化、頑丈な扉と当時の国産車ではまだまだ装着率も低かったサイドエアバックが標準装備、高速走行性能に定評のあるドイツ車を選択した(アウディ)。そこで体験した、国産車が目指す快適性と欧州車が目指す快適性の違い。ここは長くなるので端折りますが、目指す方向性が全く違った結果、楽しくて疲れない、かつ安全な車の選び方が分かった(特に長距離移動)。マツダは考えました(あ、言っちゃった)、あの欧州車の安全性&快適性がどこから来るのか?を。研究に研究を重ねたと言うそのマツダ車に試乗してみて大いに納得→ついに国産車もここまで来たか!→即決でした。笑
MT車にした理由は単純に車の操作を楽しみたいから。一般的なスポーツカーと比べると随分と非力なスペックですが(そもそもスポーツカーでは無いし)、その辺に関してはバイクで存分に堪能して来たので後悔は無いつもり。もう一つの決め手はマイナス(引き算)の美学と言われる美しい外観と高級感のあるシンプル内装。車のサイズ的にも丁度良いし、BOSEのサウンドシステムが標準装備だったのは嬉しい誤算であった。
それにしても、こうして久しぶりに自動車の事をほんの少し調べただけで改めて分かった
バイクの狂気ぶり笑
数値だけで言うと今回購入した車重の五分の一程度にも関わらずパワーは軽く上回っていたと言う事実。そんなマシンに身体剥き出しで乗っているのだから、そりゃあ重大事故が後を経たない訳だ。二人になった事もあり、ここは丁度良い引き際だったのかもしれません(という事にしておこう)。
元嫁がキャンプ嫌いと言うのが引っかかっているけどもw、時期を選んで設備充実のオートキャンプ場であれば楽しさを理解してもらえるとも思っている。故に定期的なキャンプは続行の予定ですが、まずは私の手料理で(笑)栄養のバランスを保ちつつ体力作りから。
骨盤安定+ヘッドレストに頭が密着可能、絶妙な位置にあるシフトレバー+囲まれ感は大昔に乗ったアウディ以上。試乗して見て、これは運転と音楽に没入出来るに違い無い!と確信したのであった。
確かに旨い。