ついに始まったパリオリンピック。当日は勤務だったので、開会式をラジオで聞ききつつ帰宅後に録画しておいた映像を見た。今回の開会式は街全体を会場にすると言う前代未聞の展開。←今日知った
賛否色々あるとは思うのだけども、個人的に印象に残ったのはやはりマリー・アントワネットの例の描写とメタルの共演。日本だったら放送事故?(笑)フランス国家の歌詞&フランス革命の歴史を見ると向こうではアリなんだろうな。
さて、初日の五輪観戦は男子バレーと柔道。男子バレーは、ちっちゃいくせに元バレー部であるアンジーの応援虚しく敗戦。しかし!アンジーの解説付きで見るバレーは見応え十分!とても白熱した良い試合でした!!その後晩飯食ってテレビを付けると丁度柔道女子48キロ級の時間だった。
寝技
格闘技好きの私はグレイシー柔術の出現以降寝技&グラップリング(組み技)も大好きで、今年に入ってたまたま2人の柔道家にハマっていたところ。
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特に、今大会には出場していない濱田選手と今大会出場している角田選手のグラップリングはまるで総合格闘技の柔術を思わせる華麗な技の連続で、今までの日本代表選手には無いある特徴を持っている。
柔よく剛を制す
とは中国の兵法書から来ている有名な言葉で「柔軟性のあるのもが(弱能)そのしなやかさによって、かえって剛強なものを押さえ付けることが出来る」と言う意味で、これが柔道の世界においては、屈強な体躯を有する外国人勢力に対して、小柄な(体力的に不利な)日本人がキレとスピードのある華麗な立ち技にて相手を制する的な意味合いで用いられる事が多い(個人的に)。よって、立ち技の華麗な一本勝ちこそ美徳!とされている側面がある事からどうしても寝技の注目度が下がってしまいがち。そんな中完全に「寝技」に振り切ってしまっているのが前述した2名で、柔道界においてももしかしたら批判されがちな寝技にあえて特化しているのが特徴的。
濱田選手
こうして解説動画を見ると、やっている事は立つか寝ているか?見た目が派手か?そうでないか?の差でしか無いのが分かりやすいのかなと。
角田選手
今大会では派手な巴投げが注目されたが、本来はこの腕ひしぎ十字固めが得意で、対戦相手からしたら巴投げを警戒したら腕を取られ、腕を警戒すれば投げられると言う2択しか無くなってしまうと言うそこに至るまでの技術がずば抜けている。ブラジリアン柔術との出会いが彼女の試合スタイルに大きな影響を与え、彼女はこれで、今何かと話題の阿部詩選手にも2勝しているんですよね。
ところで、柔道家の体力(パワー)&精神力って我々の想像を遥かに超えているのを知っていますか?
まずはお笑いありでw、普段どのような練習をしているのか?の一部が分かるこんな動画を。
実践形式のこのような激しい練習に加えウエイトトレーニングや走り込みも必須の柔道の練習。そんな実践形式の乱取りは、素人が5分いや!3分もやると今まで味わった事のない体力の消耗を感じる事でしょう。私は一応高校野球の経験者。なので普通一般的な人よりも体力はある方です。そんな私がその昔、国体出場クラスの後輩に奥襟と襟元を握られて「動いてみて下さい」と言われて脱出を試みるも、決して大袈裟では無く、ほんの数センチさえ動けなかった経験があります。そんな国体クラスの選手が五輪クラスの選手に掴まれると、やはり全く動けなかったと言います。五輪出場と言うだけで想像を絶する鍛錬を積んでいて、そこに行き着く事が可能な人って世界中にどれだけいるんだ?と言う途方も無い世界。加えて、勝って当たり前、金が当たり前、日本国中、いや世界から見られ何年も負けられない中...
そっとしておいてあげましょう。
おまけ
名探偵股間www
コツはアホだw←褒め言葉です
本日の前菜
詳細は次回!↓↓↓🙇