2種免許取得の為に、30年ぶりに訪れた自動車学校。
最初の技能は、自動車学校特有の安全確認や運転方法をひと通り習う。
自動車学校特有とは言っても、本当は普段でも必要な完全な確認。
大抵のドライバーは同じだと思うけど、運転始めて慣れてくると、皆ほとんどしなくなる安全確認だ。
車に乗り込む際の後方確認、乗り込んでからのシートやハンドルの高さなどの設定、ミラーの確認、エンジンスタートし、発信する直前の左後ろの目視、バックミラーでの後方確認、右後方の目視...
安全確認➡︎合図(ウインカーなど)➡︎再確認➡︎動作が基本。
どれも首をしっかり振って、毎回きちんとしなければいけません。^ ^
勿論ハンドルは10:10の位置で持つ。
これが、20年も30年も運転して来た人達には最初の難関。各自、普段の癖が直ぐに出る。
ところが私はあっさりと馴染む。😁
2年ほど前に取得した、大型自動二輪の教習が役に立つ^ ^
特にバイクは、首を素早く降り、見た映像記憶を、後から思い描いて、頭の中で瞬時に安全確認する。
それくらい、素早く首を振って、元に戻す。
同時に、両手、両足、体全体を使っての車体の操作が必要だからね。^ ^
逆に言えば、常に全身使って車体をコントロールしているので、首振りは瞬間的に行わなければならない。
バイクは、周りからは見えて居ない前提で走ってない無い人は直ぐに事故るか邪魔になる。
キョロキョロが基本。
元白バイ隊員の、白バイか!と言うほど厳しかった、楽しい記憶がまだ新鮮な状態で身に付いていた^ ^
だから、私の場合、いつもの安全確認を、車用に合わせてペースを落とすだけで対応出来た。
実際の運転は...
もうかれこれ30年だからね😓
S字のバック、クランクのバック、鋭角、クランク内での転回なんて、二種特有の練習もなんのその😅
加えて、一部の教習車にはG(重力)の測定装置が付けてある。横揺れ、縦揺れを3G以上感知すると電子音が鳴る。
コップの水が揺れない滑らかな運転が必要だ。
これには、コース取りも重要で、法令を守りながら、スピードを殺さずに、素早くかつスムーズに操作する。Gがかからない加減とタイミングでハンドルを切り始める。
ブレーキ操作は、ブレーキの上に生卵を挟んで潰さないように足を乗せている感じ。
4〜5台先の車の動きが分かっていないと、卵は直ぐに割れてしまう。笑!
操作も素早くスムーズに行わないと、「あんた、プロなんだから」とつぶやきしろうみたいな突っ込みが入る。福島の方ごめんね。笑!
後ろの乗客に、首カックンをさせてはいけない。←これ、お客で乗ったら出来てない人が殆ど😓
これも、さほど問題無し。
しかし!
路上に出ると、そう簡単には行かなかった😅
タクシーは停車する回数も多い。
当然、停車位置が法令に従った場所で無ければならない。
改めて、駐車と停車の違いを学ぶ。
実際の禁止場所を学ぶ。
これがね、意地悪な教官がいるんだ。笑!
教官「はい、そこのバス停付近で止めて〜」
来た!^ ^
周囲を素早く確認。バス停半径10mは駐停車禁止。そこは分かる。いや、待てよ、他には?
路側帯は75センチある?歩道はある?←これによって止まる位置が白線の外か内か変わる。
消火栓がある!あ、関係無い、交差点は?車の出入り口は?無い。
よし、OK!これはバス停手前10mで、歩道があるから、縁石に沿って付ければ大丈夫だ。^ ^
左後ろ確認、バックミラー確認、ウインカー出して3秒後に左に寄せ出す(巻き込み防止)再度巻き込み防止と左方の確認。
合図は確認後にやる。先にウインカー出したらアウト^ ^
行動は3秒後にやる。合図と同時もアウト。
歩道があるので、路側帯は、車道外側線となり、白線踏んでもOKの状況。歩道の縁石と車道外側線との間は殆ど開いていないので、白線を踏んで止めると決めた。
サイドブレーキを引き、ギアはP、ブレーキは踏んだまま。停車の完成だ。笑!
教官「右の後ろ見て」
は?何のことか理解できず、振り返る。
!!!!!!
反対車線のバス停か!!!!笑。
バス停付近は、半径10mが駐停車禁止。
横断歩道や交差点、その他の禁止区域は全部その手前〇〇mが禁止区域。
田舎で道幅も狭い道路では、こんな所もあるんだ...
いや、こんな状況まず無いでしょ!てのは通用しない。
これを最初にやられた時は、ニヤニヤが止まらなかった。
まさに、1本取られたねという感じ。
一生懸命探した取って置きの場所なんだなー、畜生〜!て感じ^ ^
反対車線のバス停の件は、この地ではここだけの模様。笑。
後は路側帯問題。
これがね、また1本取られる訳ですよ。
路側帯に関してはまた後日。^ ^
バイクの中古買って、都内の地理を覚えなきゃ!^ ^