前回の記事で映画「バーレスク」に触れたら本日たまたま放映日。
やっぱり見てしまうなー。
映画の冒頭、田舎から歌手を夢見てLAへ向かうクリスティーナアギレラさん。
ふとしたきっかけで入ったお店のショーが気に入って、是非雇って欲しいと訴えるも誰も相手にしてくれない。ウエイトレスの経験があるアギレラは、店内が回っていない状況を見て強硬手段に出る→ 許可無く勝手に働きだした。
これを見る度に思い出す事がある。
昔、娘と嫁の3人で地元の牡蠣小屋に食べに行くことになった。
牡蠣が何よりも好きな3人。地元に牡蠣の有名な産地があると知って、ネットで調べて早速向かった。かなり広い店内に入ると...
パートのおばちゃんと店員らしい男性がパニックになっていた。
次々に入ってくるお客さん、レジ待ちの列、そもそも注文のシステムが分かっていないのでどうして良いか分からないテーブルのお客さん...
何から手をつけて良いか分からない店員...
その場にいる人全員パニック
あらら😓
私達家族...
勝手に働き出した。笑!!!!!!!
手伝うからこの場を乗り切りましょう。
パートのおばちゃんに事情を聞くと、オーナーが買い出しに行っておりレジは扱ったことが無い、男性スタッフは今日から働き出したばかり、店も開店して間も無くオペレーションの不備が目立つ上に責任者がふらりと買出しに行った結果レジに大行列。おばちゃん一人で入りたての男性と二人なもんだから余計に回らない。厨房を覗くとオーナーのお母さんが一人で料理を作っている状況だった。
お客さんをテーブルに案内→システム教える→おしぼり、軍手を持って行って、後はセルフで焼きたい物を取ってきてもらう→その間に男性が炭を用意して運ぶ。
あーはいはい。おばちゃんは何とかレジやって見て!
電卓で良いからさ伝票見て会計やってみてよ!
アテンドと注文取りはするから。
男性は炭ね。
(※実際はこんな上から指示ではありませんよ?)
システムを理解した私達はお客さんに説明してテーブルへ案内。
合間を見て牡蠣を1キロづつカゴに詰めながら用意。
空いたテーブルは私達3人で声をかけあって素早く片付け。
飲み物は手が空いたスキにおばちゃんに任せる。
オーダーとって厨房に通す。ついでに空いた皿を下げる。隙を見て皿を洗う。そして出来上がった料理を運ぶ。
店内が落ち着いてきたらから厨房を覗くと単品メニューの料理が追いついていない上に洗い物が溜まっていた。元嫁は盛り付け手伝いながらホールを、娘はホール、私は皿洗い中心に動いた。←出口が滞っても店は回らない
オーナーのお母さんと雑談しながらオーナーの帰りを待つ。
オーナーのお母さん、これが見事な盛り付け、飾り付け、凄い料理の数々!
飛び入りで入ってきた私達、普通に馴染む。
どっちもどっち。笑!!
豪快で楽しいお母さんだったな〜。
そのうちオーナーが戻ってきて事情を話して全て丸く収まった。ホッ!
つ、疲れた〜。
何時間働いたっけ?
それからそこのオーナー家族と交流が始まって、家に招待されたりサービスしてもらったり。
それにしても凄い豪邸だった。いや、マジで😳それにあの時の娘は流石だった。→親バカ
いや、だって、私達夫婦はある意味プロだし。娘はパパッと教えたオペレーション見事にこなしてたもん。中1だったかな?
と、勝手に働いた貴重な経験を思い出した。
谷中霊園にて。(写真が消えていたので同じ時期に撮ったものを)
もうすぐ全部散るな〜。
一眼で撮りたかったな。