先日某BSでMLBベストゲーム「世界のゴジラ松井秀喜」を見た。
自分の生涯の中でも、恐らく後にも先にも全てのスポーツの中でNo. 1!と思われる名試合だ。
ヤンキース対フィリーズ戦、ヤンキースの3勝2敗で迎えたホームゲーム、勝てば9年ぶり27回目のワールドシリーズチャンピオンとなる大一番。
ピッチャーは松井と相性の良いペドロマルチネス。
2戦目でホームランを放ってるとは言え、メジャーリーガーの中でも、歴代2位の投球9回に対しての奪三振率を誇る、イチローにも「完璧な投手」と言わしめた投手だ。
2003年にMLBデビュー第2戦、ホーム、ヤンキースタジアム本拠地では、デビュー第1戦となる所で満塁ホームラン!!と華々しくデビューを飾った松井選手。😳
アメリカでは、最も評価の高い「クラッチヒッター」として活躍した。
クラッチヒッター→ココ一番!勝負を決めるであろう場面で見事に期待に応えるバッターの事。
得点圏打率はデビューした年に.335。
怪我に泣いた2007年に.247に落としたものの
翌年2008年に.337を叩き出し見事に復活した。
そして、翌2009年11月4日、メジャー7年目、ヤンキースとの契約最終年の4年目に、再びワールドシリーズチャンピオンのチャンスを得る。
松井選手の目標は、ピンストライプのユニホームでワールドシリーズチャンピオンになる事。
その為の過去の野球人生。舞台は整った。もう完璧。
その舞台に立った松井選手の様々な思いは、本人しか分からない。
それでも、そんな本人の思いの何百分の一でも、過去の松井選手の記録から少しだけ感じとる事は出来る。
その舞台に立っている松井選手を見るだけで
もうお腹いっぱい、胸いっぱい。😭
さて、シリーズ第6戦、0-0で迎えた2回裏のヤンキース。バッター4番、 Aロッドの四球後に迎えた5番松井選手の第6戦初打席。
力が抜けて良い表情。^_^
口は半開きで、眉間に若干のシワ。
全身の力は抜けているが、周りの音が消えているであろう集中力。
初級は見送り。ワンストライク。
2球目は高めに甘い球が来て思わず手が出てファール。厳しいコースを予想していたので、ストライクゾーンに甘い球が来て、バットの芯で
捉えるもファールとなる。
2球目で追い込まれた。😓
通常バッターは、2ストライク取られて追い込まれると、全身の力を抜いて、芯に「当てる」バッデインクに切り替える。
ボールを打つ事を長年訓練して来た選手ならば、どんな球が来ても、ただ当てる、だけならそんなに難しいことでは無い。
力を抜いて、来たボールのコースに合わせて、打ちやすい方向に弾き返す。
力さえ抜けていれば、体が自然に反応する。
ただね、分かっていても、周りの環境やその時の状況と言う外的要因にメンタルが左右されてて、口で言うほど簡単では無い。
高めに早い球が来て、あっさり三振て良くある場面だけど、それが当たり前。😅
高めの球は伸びて来て球速増すし、ボール球は芯で捉えにくい。ストライクコースからボールコースに球の軌道が切り替わるので、見極めも困難。
力を抜いている状態でスウィング開始しても間に合わないし、見送るか?打つか?の選択にも悩まされる。
そんな状態の中、松井選手は3球目の高目を見逃してボールにする。
あれ?長くなり過ぎた。続く。←え?笑。
4日目のカレーはバターライスにして、ウインナーたっぷり入れて焼きカレーに。^_^