今まで何回か防災について書いたのだけども、それはあくまで守るものが多い人達向け。家族とか物とかキャリアとか仕事とか。
で、読者登録している人達の記事を見ると都会の人の防災意識は高くてさすがだなー!と関心する。特に関東は色々噂されている今後の巨大地震や3.11の経験があるので最近の物事を現実的に捉える能力が長けている。
私はたまたま大きな施設で雇用主だった事もあり責任が伴って防災意識が高まったのだが、当時周囲を見ていて、関東以外の地域では実際まだまだ低いのでは?と感じる事も多かった。
備えあれば憂いなし。まさにコレ。比較的災害が少ない所での最近の出来事があって生々しい体験談を見聞きして改めて思うのでした。
しかし、今の私は世の中のほとんどの人達と違う状況、立場にある。それは
これ以上失う物がほとんど無いという状況。笑
たとえ今ある寮が崩壊しても命さえ助かれば何とかなる気がする。何か起こればカバン一つに3分以内に詰め込んで走り去る事が出来る。あとは要らね。
運が良ければバイクとキャンプ道具、この二つがあればかなり安心。バイクがダメでもキャンプ道具が守ってくれそうな気がするので荷物はバッグにまとめてある。
保有する物がほとんど無くて独り身。
借金ゼロ、節約すれば2〜3年大丈夫な貯えと最低限の社会との繋がり。(今の会社)
この4点が究極の防災ではなかろうか?
あと1点、強いて挙げるならば健康な身体。結局これが一番大切か。
ほとんどの人が共感出来ないであろう個人的な防災の事。
なんか申し訳ないのでここで豆知識を。
東京のタクシーは3.11以降トランクに防災グッズを備えている。
・携帯トイレ
・ポケットティッシュ
・レスキューシート
・サージカルマスク
・レインコート
・三角巾
・軍手
・バンドエイド
・包帯
の9点セットだ。2種免許取得の際は全員AEDの使い方と心臓マッサージの講習は受けている。(一回くらい受けても実行出来る人は限られるだろうけど...)
発煙筒は普通の車にもあるけど、タクシーはそれに加えて消化器も積んでいる。
怪我人を見たら助ける義務もある。←きちんと法律で定められています。頭の片隅に入れておくといざという時にうまく利用出来るかも知れませんね。
日曜の京橋付近。銀座へ向かうとそこは煌びやかな世界へ。