9月に入ってベビメタのUSツアーが始まった。
で、その後すぐに初日のオーランドライブで発覚した衝撃の事実...
ベビメタの神バンドと言われるバックバンドが全員
本来ならば↓このように日本人であるはずなのに、全てスターウォーズの演奏で知られるGalactic Empireに変わっていた。
(当然あちらの国の人)
アイドルやソロアーティストのバックバンドはテクニックこそあるものの、私のように演奏しない素人には演者の名前があまり前面に出る事は無い。バンドが活動していない時は、スタジオミュージシャン、自身のバンド活動、CM音源のレコーディング、他のミュージシャンのお手伝いなど活動内容は多岐に渡り、何か1本で生計を立てられる感じでも無い様子だ。→同級生にプロがいるので時折話を聞いてはいたが、音楽の世界もなかなか厳しいものがある。
そんな中、ベビメタのバックバンドは(数人が入れ替わり制だけど)基本は固定していて各自世界中にその名を轟かせていた。なので毎回ライブを楽しみにしていたし、毎度お馴染みのメンバーだし、来月のLAライブも期待していたのでとっても残念だった...
の、だけど〜←ヤメろw
ファンカムの映像を見ると、これはこれでなかなか良いではないか!と。
メタルって割と毎回譜面通りにキッチリと演奏する印象なのでこんな事も可能なのかな?とも思ったけど、出回っている映像を見る限りでは、やはり人が変わると演奏のスタイルが微妙に違っていてそれが実に良い感じ。
ギターの音って、素人の私が知る限りでは、ギターそのものの違い、エフェクターの違いだけでも随分と音が変化するし、右手のストロークや、ピックの持ち方、入れ方だけでも全く違う音色となる。そこに力加減やその他の楽器との掛け合い、各個人が持っている独自の間が加わる事を考えると、例え譜面通りに演奏しても奏者が変わると演奏される音が大きく変わるのは当然だ。
だからって、何がどのように大きく変化した?と言葉で言い表す事が出来ないこのもどかしさ。一言で言うと、洋楽っぽくなった!とだけ。笑!!!
長年親しんだ洋楽の心地良さを感じるんですよね。→ただ、早弾きだけではなく独特の間を感じる。
で、なんとか言葉にしようと出てきた単語が「グルーヴ」。
Wikiによると、形容詞はグルーヴィー(groovy)。ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。語源は(アナログ)レコード盤の音楽を記録した溝を指す言葉で[1]、波、うねりの感じからジャズ、ファンク、ソウル、R&Bなどブラックミュージックの音楽・演奏に関する表現に転じた言葉である。現在は、素晴らしい演奏を表す言葉の1つとして、ポピュラー音楽全般で用いられる、とあるが、これでも意味不明。笑
深く調べてみても、広義、狭義で色々だし、リズム、間、テンポ、ノリ、ニュアンスと言った言葉で語られることが多いくせに、結論は抽象的な表現でしか出てこない。
ただ好みとしては、洋楽特有の同じリズムやフレーズの繰り返し中で、ちょっとした音のアクセントや間で抑揚を付けて、全体を通してスローなメロディラインの中での少しの変化の繰り返しが基本的には大好きで
このシンセ(ピアノ?)の長い間奏とか
王道のブルースはやはり心地良い。特にストーンズは、ロニーとキースのギターの音もさることながらミックのヴォーカルが 独特で、ヴォーカルも含めて全体で独特の間が出来ているのが何とも言えない。←語彙...
ジョン・リー・フッカーも独特。(Z Zトップ懐かしいw)
ベビメタと全然ちゃうやん!とツッコミどころ満載ですが、ベビメタはアイドル、振り付け、天性のヴォーカルが更に相まってホント独特の世界観。音楽+まるで演劇やミュージカルを楽しむが如く観覧出来るので何度も見に行ってしまうんですね。
リピートしてしまう仕組み作りも秀逸、色々と勉強にもなるなー。