大宮駅の西口を出ると目の前にあったソニックシティ。
あ！国際免許のとこだ！←遅いw
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エントランス付近は既に人集りが出来ており、中の状況を確認する為にとりあえず建物に入った。入り口と入場口が確認出来たのでその辺で一服しようと外に出たら丁度始まってしまった入場。案内されるままにロビーに入り、メールに添付されていた電子チケットを見せパンフレットをもらう。←便利！全部これが良い
開場まであと少し、神韻についてはほとんど情報が無いので熟読しておこう。
異変
オールカラーの立派なパンフを読み始めると、3Pの「失われた文明の復興」と言う章に中国共産党への批判的な意見があった。←文化を破壊したので復興するのだと
え？
なんか中国政府も推奨しているようなイメージが勝手に出来上がっていたし、こんな事書いて良いんか？となったのだけど、続いて20種類くらいある演目に目を通して行くと
所々に宗教臭が...
中でも現代中国を舞台にした演目では、神韻の母体らしい法輪大法の学習者が弾圧の対象となって迫害されるなんて事が書いてあって、その後に奇跡を目の当たりにするとか、ソプラノ歌手が歌う歌詞には無神論と進化論に意義を唱えてあったりするし、これは後で勧誘のパターンか？とちょっと構えてしまった。
まーその時はその時だ。笑
その他の神韻に対する説明ではかなり芸術的要素が高い。
とにかく演目を楽しもう〜。
ステージは前から7列目までは一段下がったオーケストラのエリア。その為、ちょっと不安になっていた終始見上げる観賞か？の不安要素が吹き飛んだ上に、最前列ど真ん中でステージとの高低差もほぼ無い。
19時ピッタリ！！に会場が暗転すると、まずは楽団の方達がそれぞれ位置についた。
続いて司会進行役の男女が指揮者を紹介、神韻について少し触れた後に最初の演目についての説明があった。そしていよいよ幕が上がると、ステージいっぱいに焚かれたスモーク？の上に、まるで天界に浮かび上がる天女？を思わせるそれはそれは美しい女性達の舞。色鮮やかな衣装を身にまとい、一糸乱れぬ動きで、動画で見たあの指先まで滑らかな妖艶かつ可憐な優しい動き。
思わずため息が漏れてしまった。
バレエダンサーの動きも確かに入っているのだけど、時折見せるアクロバティックな動きは特に目を見張るものがあった。まるでワイヤーで吊っているかのように軽々と宙に浮き、その浮いた瞬間にグニャリと信じられないような柔らかさで一瞬美しい姿勢となる。どれだけ鍛錬を積めばあの領域になるのかがまるで想像が付かない。しかもダンサーは決して肩で息をする事無く終始涼しい顔だ。
すげーーーーーーーーーーーーーーーーーー！←ご..
こうして前半は興奮状態のままに終了。１5分の休憩を挟み後半の演目に突入。生で初めて聞くソプラノ歌手＆テノール歌手の声量に驚き、二胡の独奏に酔いしれた。
総評
男女共に皆一流のダンサーなのは間違い無い。なので前の方で見る事ができれば豊かな表情や細かな筋肉の動きなども堪能でき、男性は凛々しく逞しく、女性はとんでも無く美しいのが分かる。笑
指先の動きはやはり間近で見た方がより妖艶な物になるだろう。また、大きなジャンプに大して逆に静か過ぎる着地音を間近で聞くとやっている事が尚更ハイレベルである事に気づく。ただ、最前列だと中央と両端の動き全体を同時に追えなくなる時があった。ステージ全体が視界に入ってこそ綺麗に見えるであろう演出もそこそこあるのでちょっと残念な思いをした。
後は宗教色と中国共産党批判。
演目に登場する弾圧する側の制服のマークはモロに共産党の旗のマークだったので、知らずに行ったら中国人と言えど引くはずだ。笑
それらを描いた演目はちょっと気になるところもあったし、帰って少し調べたら神韻の母体である法輪大方（宗教団体？）は、実際に数千に及ぶ人達が迫害された記事もあり神韻の公演は未だ中国では実現されていない。
ただし、特徴を持った民族舞踊や古典舞踊、着物の長い袖を使ったまるで新体操のリボンの演技や、頭よりも大きい灯籠を使った演目などは息を呑むほど美しい。
ちょっとひとクセあるので、神韻に対する個人のブログが少ないのも分かる気がするな。
ま、一見の価値はあった。満足、満足。
この表紙のワンちゃん、可愛かったなーーーー❤️ ←特定しとるw
