boulangerie545の暇つぶし

所持金ゼロから元パン屋が上京して再び出店するまでの日々雑感。倒産、離婚、全てリセット、初めての転職、二度目の転職、関東に移住←今ココ

リチャード・ジュエル

クリント・イーストウッド監督作品の映画「リチャード・ジュエル」を観てきた。

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物語は↑こんな感じで、爆弾テロ犯に祭り上げられた容疑者と家族の苦悩を描いた実話らしい。

 

物語の主人公であるリチャード・ジュエルの人柄は正義感が強く母親思いで温厚だ。また、法務執行に強い関心を持っていていずれは国の職に就きたいと願っている。

ところが文章にするととても立派な人柄なのだけども、描かれているジュエルの人物像は想像する感じとちょっと違う。

見た目は巨漢で警備の制服着用の姿はどこかだらしがない。ある職場では純粋無垢で正直な人間だと評価される一方で、次の職場ではクレームだらけの問題のある人物に見えてしまってクビになる。

 

常識って何?て話しは置いておいて(笑)、彼は一言で言うと世間一般の流れからちょっとズレているんですね。職務を全うする姿勢は良いのだけども、融通が効かないと言うか、気が利かないと言うか...なので結果&効率重視の現代社会と彼の優先順位やポリシーにおいてはそれは大きなズレとなる。

 

また、名声の為なら手段を選ばないメディアと捜査官とのしがらみや、間違いを認めたくない国家権力と威厳や脅威と言うありがちな問題点も描かれていて、劇中、女性記者が色仕掛けで捜査官に聞き込みをするシーンは、映画公開時に問題となりボイコット運動にまで発展したそうだ。→モデルとなった記者さんは亡くなっており尚更問題となったらしい。

 

まー、事実であるなら女性も女性だが、男性も男性といった感じでどちらもアホだったのだけど。笑

 

唯一、主人公のジュエルを正当に評価していた弁護士さんがまともな人間だったのだけど、彼とて最初のきっかけは名声の為だった。

 

おっとり口調でどこかズボラな雰囲気を醸し出していて良い歳をして母親と同居。

物事の捉え方もちょっと変わっていて頑固な側面もあって何だか扱い難い彼。

そんな彼が劇中に登場する主な登場人物の中で一番まともで人間愛に満ちているところに監督が言いたかった事があるのかもしれません。

 

個人的には色々と考えてしまってとても面白く見終えたのだけど、最近のクリント・イーストウッド作品の中ではダントツで地味な作品と言う印象だった。

過去作品同様に期待して観にいくとちょっと期待外れとなりそうだなー。

 

ところでこの作品の音楽はいつものように監督の息子じゃ無かったんですよねー。ま、似た雰囲気で良い感じではあったのだけど。

 

近々来日してライブの予定らしいです。→ブルーノート東京

 

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これは粉末のガラスープなのだけど、まだ焼豚あるので今から初鶏ガラスープに挑戦!←川口から2kの鶏ガラは重かった...笑