前回はこちらから。↓
boulangeriemanna545.hatenablog.com
動画を見ると具の調理工程ににんにくを揚げる作業が入っている。これは他の動画には見られ無かった工程で興味を持った部分。で、お肉250gの20%(50g)がにんにくと生姜の分量なのだけども、計っているうちに「多すぎ?」と若干不安になるもそのまま続行。
ところでにんにくの皮むきは以前紹介したツナのパスタの時に参照したこの方の方法で←むっちゃ旨い!
このようににんにくの外側(曲線側)から包丁を入れ2つに割って
割れたところで上から剥くとほぼ一回でベロっと剥がれるのでお勧め。
こうして剥き終わったにんにくをミキサーにかけ弱火で揚げる間に他の作業を進める。
充満するにんにくの香り。
良い感じに揚げ色がついたら冷ましておく。
お肉は挽肉で無くスライスされていた豚バラ肉だったのでこれまたミキサーにてウイーン。
脂肪部分がペースト上になるくらいまで機械でやっておくと手作業での作業負担が減って丁度良い。後は生姜と玉葱を一緒にミキサーにかけて全体を合わせて味付けだ。
レシピにある各調味料をQS(適量)としたのは各自お好みで。動画の配合だと味が濃い雰囲気だったので各種小さじ1杯程度と控えめの投入にしてみた。結果動画の具よりかなり柔らかめの仕上がりとなった。豚肉をペースト状にしたのもあるかも?→冷蔵庫で40分ほど寝かせる
7等分にした生地を伸ばして具を乗せて包んで行く。やはり具が柔らか過ぎ&コツがイマイチ掴めず適当で良いや!となった。笑
ならば!と大きく伸ばすも結果は同じ。これは次回リベンジ案件だな。
何とか包み終わったブサイクな肉まん達。少し寝かせて強火で15分蒸す。
もっと具が溢れる事を想像していたけど意外にまとまって完成した肉まん。早速食べると
これがまー、旨い事、旨い事!!
前回作った時は具が固まってしまって肉汁も無かったのだけど
肉汁溢れるとてもジューシーな仕上がりとなった!
見た目はイマイチなんすけどね。
揚げたにんにくが効果的面!パンチのある濃厚な風味はコンビニの風味を完全に上回っており専門店などで食べるあの肉まんだ!濃厚だけどもとがった感じにならないのは同量入れた生姜のおかげ。にんにくと味付けした挽肉を良い具合に調和させてくれる。(生姜が苦手な人は半量でも可)
これは完全に肉まんだな。満足、満足。
しかし反省点
・生姜を少し減らして調味料で調整すればもう少し優しい味になる?
・やはり課題は生地、固めの生地なので温かいうちに食べれば問題ないが少し冷めると途端に食感が悪くなる。←味は良いです
次回は生地の固さや発酵時間で調整して見よう。
パン作りに慣れていれば生地作りや全体の工程は意外と簡単。発酵も割と緩慢な管理で良いので気軽に作る事が出来る。最終行程の「蒸す」と言う作業も楽で良いね。肉まんの生地の発酵の目的は物質の改善による消化しやすいものへの変化&食感の改善。
酒やパンのように風味を出す為の発酵と熟成のバランスを取る作業工程が少ないのでより作りやすさを感じるのだろう。
肉まんの専門店ってあるけど少ないよなー。店舗展開し易いと思いますよ?予想外のバリエーションを作ればあるいは...
どうっすか?←って何だよ!!