boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

音楽とサツマイモ

Amazon Music Unlimitedの定額サービスがいつの間にか進化していた。こうして月額料金が安くなった上に新たな機能が日々加わっている様子を見ると音楽はもう完全にデータで聴く時代、その昔テレビの前にカセットテープレコーダーを置いて音楽を録音していた私でさえも今はほぼPCかスマホ、CDの存在さえ知らない人達が出て来ても全く不思議では無くなった。。ちなみに新たな機能とは空間オーディオによる楽曲の提供。今までのHDやUltra HDオーディオに加えてDolby Atmosおよび360 Reality Audioでマスタリングされた楽曲のストリーミングサービス。空間オーディオ(Spatial Audio)とは、従来のステレオ作品では味わえなかった空間、明瞭さ、深みを加えた多次元的なオーディオ体験、らしい。試しに色々と聴き比べて見たが楽曲によって効果は様々、私のしょぼいオーディオシステム&ヘッドホンではイコライザー機能が増えた程度と捉えておけば、まーそれなりに楽しめる。

 

家にいる時は終日何かしら音楽が流れている。このようなBGMとして使うときにはとにかく便利な定額サービス&データによる音楽の再生。聴きたいものが分からなくなって来たら(飽きてきたら)

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どんな選曲?笑

アプリが勝手に色々とやってくれるのもなかなか新鮮だ。料理中はロックが良いし読書中はジャズに限るけども。

 

さて、こうしたサービスが定着した事によって、近年は音楽もその環境に合わせるようになったと言う。イントロ無し、冒頭からサビ、ギターソロ無し、楽曲が短くなるなどの現象はまさに定額サービスに向けた対策らしく、簡単に飛ばせる&大量の楽曲の為いかに出だしでインパクトを与えるか?が重要な要素となるとの事。また、近頃の邦楽がやけに転調が多いなと思っていたら、飽きさせずにある一定時間を聴かせる為の効果に繋がるらしく商業音楽の世界も複雑だなと。

 

他方日本や韓国においては近年アーティストのオーディション的番組が人気らしいのだけど、アメリカでは新人シンガーソングライターとプロにる楽曲制作→プロの歌手へ楽曲提供なんて番組があって、今度はクリエイターの発掘が売りとなっている。←WOWOWにて。

これは音楽ができるプロセスが見れるので興味津々。

 

「良い物と売れる物は違う。けれど...」こうした作り手のジレンマはパンにもあって、勿論他の業界にも存在する。飲食業界の進化→ジャンルの枝分かれ→原点回帰は実はすでにもう幾度となく繰り返されていて今はある程度落ち着いているのだけど(環境問題は別)、今目の前で繰り広げられている音楽の変化は、個人的に数十年前に起こった多国籍料理ブームの時に似ていると感じていて、その理由なんてここではとても書く気になれませんが←!

どう落ち着くのだろう?と適当に仮説を作っておくと商業音楽だらけのラジオも何とか我慢出来る。ん?笑

 

何年ぶりか?のサツマイモ。

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天ぷら

この厚さで揚げるとホクホク!旨い!!