boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

ザ・グローリー〜輝しき復讐〜&ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

ネトフリで邦画でも見てみようと視聴を開始した「バイオレンスアクション」。しかし冒頭5分でギブ、続いて見た「ヘルドッグス」も15分が限界で、こうなるといつものように韓国映画&ドラマの出番。と言う事で視聴を開始したのが話題?の「ザ・グローリー」で、シーズン2が先日解禁したのもあって最後まで一気見してしまった。←どんだけ引きこもってんだと

物語は学生時代に壮絶ないじめに(もう凶悪犯罪レベル)あった主人公の復讐劇で至極単純。しかしながら一般的な復讐劇と異なる点は最後は加害者同士で傷つけあうように仕向けている事。なので、そこに至るまでの長年にわたる用意周到な綿密な計画&実行が見所ではあるけども、とにかくエグいイジメのシーン(極悪非道&凶悪犯)。この手の映画って、ここがエグければエグいほど終盤のカタルシスに効果的とは分かっちゃいるがとにかくキツい。なので、精神状態が非常に良好な時にのみご覧になる事を強く推奨いたします。

 

だがしかし、気になって最後まで見てしまったのは映像&脚本の素晴らしさと各俳優陣による狂気の演技。映像はとにかく金を掛けまくっているのが良くわかるし、冒頭から伏線貼りまくりの脚本は終盤驚愕の連続、そしてなんと言ってもこの人達本当に狂っている?と思わせる身体を張った演技がもう最高。日韓の大きな文化の違いによって見る人によっては決して共感出来るものでは無いけども、そこを踏まえて冷静に楽しめば映画視聴の欲求を十分に満たせてくれる怪作でした。それにしても細部までこだわったであろう綺麗な映像。例えば、夜のシーンでも食べ物、服の色、周囲の家具の色はクッキリ、でも暗い部分はちゃんと暗くて背景までもが美しい。これって照明?カメラの効果?幼い頃から洋画慣れしてるので、邦画の「全体のっぺり」がどうもしっくり来ないと言うのもあるのかな?音響&音楽のチョイス&センスも優秀でした。

 

もし間違って、なんとも後味の悪い(主役目線では一応ハッピーエンドですが)このドラマをついつい最後まで見てしまって精神が病んだ人wにはお口直しにこちらがお勧め。

 

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」。自閉スペクトラム症を抱える弁護士の活躍&愛を見つけるまでの軌跡のストーリー。こちらも綺麗な映像が見所で、ポップな音楽に乗せて主人公の可愛らしい空想シーンをCGによって演出、これが実に上手く融合されていてほのぼのする事間違い無し。

 

 

ですが

 

コメディタッチにしているけども実は内容は非常にシリアスで、障がい者と健常者と言う目に見えないの部分を、毎回起こる事件により非常に深くえぐっているので要注意。主人公は自身が障がい者であることをきちんと認識しているからこそ悲しい現実が待っていたりするわけですが、そんなシーンを見てしまうとついつい昔の仕事を思い出してしまいました。←ちなみにハッピーエンドですよ!!

 

裁判物としても見応え十分!、そしてなんと言っても主役を演じた俳優さんの愛らしさ&演技力に脱帽。浅く見ても深く見ても楽しめる秀逸なドラマであった。

明日の弁当

空きスペースは翌朝ポテサラを。4月はベビメタ(結局行く気か!)、井上戦、車検分を一気に稼ぐぞーー!!&節約モード(笑)。

 

そして6月ついに台北でベビメタが...