先日レース観戦を終え、帰宅中に他のライダーさん達の走りを後ろから見ていて
???
この時見たライダーさん達の8割が、停止した時に左足から地面に足を着いていた。
バイクの左足のステップのつま先部分にはギアがある。1速→ニュートラル→2速→3速→4速→5速→6速と変化する。1速はつま先の足の裏でペダルを踏んで入れる。以降つま先の爪部分でペダルを下から押し上げてギアを上げる。
ギアを落とす時は、ペダルを足の裏で踏んで行く。
今何速に入っているかは、表示が無い場合が多いので、つま先とか身体で感じる感覚に頼るしかない。なので、取り敢えず踏みまくる、笑!
慣れている人はニュートラルに入った事は感覚で分かる。
右足は後ろのブレーキだ。ステップに土踏まず、もしくは踵を乗せていて、つま先の裏でペダルを踏むとブレーキが効く。
スピードや走っている状況で色んな減速方法があるが、普通の減速方法を書くと、スピードに合わせてギアを一段づつ落として行って、慣れている人はそのままニュートラル→停車、もしくは一旦1速まで落として→停車、その後ニュートラルに入れるなどの動作を行う。
急停車などは、取り敢えずブレーキで停車、止まる寸前にクラッチ握ればエンストはしない。
その後ギアを1速もしくはニュートラルに。
どちらにせよ、最後の操作はクラッチかギアかフロントブレーキのはず。右足着地が王道のはず。
それなのに、左足から?ん?最後の操作がリアブレーキだから?
普段のツーリングは、ほぼフロントブレーキしか使わない。スピードが出ているレースでそうなのだから、普段でもそれで十分なはず。
ちなみにバイクのブレーキングは、フロント7割リア3割でかけると言う定説がある。これはバイクが止まる力が大きくなるほど、荷重が前にかかり、リアの荷重が減り、荷重がよりかかった方のブレーキを強くかけないと止まる力が発揮出来ないから。
なので、時にレーサーは10:0だったりします。
だから、バイクはフロントブレーキがリアより効くように作られている。
加えて操作性。左足から先に地面に着くと、発進時にギア操作が必要な為、ブレーキペダルを踏んでいる右足を地面につけ、先に着けていた左足をペダルに乗せ直すと言う二度手間が発生する。
フロントブレーキで停車すれば、キチンと止まるし二度手間も無いのに。😅
フロントブレーキで停車すれば、右足からの着地、そのまま発進なんだよね。
フロントがロックしたら即転倒の恐怖感?
乗り始めたばかりの人?まだ慣れていない人なんかな?
左が先か、右が先か。足のつき方で、バイク乗りのキャリアが何となく分かると言うお話。^_^
このフロントブレーキ!
現在は更に口径がデカく幅も広く材質も硬い。😳