boulangerieの暇つぶし

元パン屋で都内タクドラの雑記。パン、料理(自炊)、音楽、映画、インテリア、酒、車、旅行...元嫁と質素な楽しい暮らし。

オートレース

振り返ると4年ぶりだったオートレース

 

boulangeriemanna545.hatenablog.com

この時は真夏の平日でとても人が少なかったのだけど今日は大入満員状態。昼過ぎからのんびり出掛けたので4R程しか堪能出来なかったのだけど、それでもバイクレースの緊張感&白熱したレース展開を見てやはり最高峰のエンタメだと再認識。今年はMoto GPの観戦も逃していので久々に熱くなり大満足であった。賭けの方は

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こちらも4年ぶり

宅配可能エリアに越した事で初めての注文。こちらの分だけプラスって事で。

 

ところでオートレースのバイクについてちょっとご紹介。

 

エンジン

1周約500メートルのオーバルコース(楕円)を8台〜7台で6周〜10周して競うバイクレース。エンジンは600cc(新人は500cc)でスズキが開発した専用の物を使用。Super-Engine of Auto Raceの頭文字をとって通称セア呼ばれている。空冷4サイクルDOHC4バルブの並列2気筒、現場で聴く生音はMoto GPとも違って独特、しかしそれがまた堪りません。←爆音であるところは同じ

 

特徴

 

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オートレース川口のHPより

何と言ってもこの一切の無駄を削ぎ落としたこの機能美!今ある全てのバイクジャンルはやがてここに回帰するかのような独特のフォルムで、逆にこの形から自分が今乗っているバイクへの進化を想像すると簡単!となる不思議なデザイン。コレは左回りのコースに特化した独特のフォルムなのだけども、その為最初に目を引くのはハンドル。左右の高さが違うのは左に倒し込んだ時に水平になる仕様なのです。そしてもう一つの最大の特徴はブレーキが無い事。ギアも2速までなので非常にピーキーな特性のエンジンを絶妙なアクセルワークでコントロールして減速&高回転を維持しているんですね。タイヤは片側のみの使用となる訳ですが4〜5レース毎に選手が自腹で交換するとの事。整備&メンテ&規制内の改造?も選手自らが行っていてタイヤの溝まで自分で掘るらしい。レース毎にマシンを自ら調整して仕上げレースに挑む。オートレースの選手って職人技とアスリートの特性&レーサーの特性を併せ持つ(競艇もですが)非常に特異な人達なんです。

 

平均時速は90キロ、トップスピードは150キロと言われていますが

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それを目の前で見ると迫力満点!!

10周する大きなレースなどは最後まで予測不能の激しい攻防、曲がる度にMoto GPで言う最終コーナー(抜きどころ)の駆け引きを見ているようでスリリングな展開となる事間違い無し。

 

ちなみに一般的なバイクレーサーと競うと

RRもあの!KAWASAKI H2でさえも敵いません。特化するとはこう言う事、オートレーサー恐るべし!←しかもハンデ付き

 

これなどは互いの本気度が分かりますね。もうヒヤヒヤする〜。

 

最後に大一番の名勝負集。

バッチバチにやり合っているのが分かり易いMoto GPにも引けを取らない白熱のデッドヒート。年末が楽しみだな。